身近なことから世界と私を考える授業 100円ショップ・コンビニ・牛肉・野宿問題

開発教育研究会【編著】

• 販売会社／発売会社: 明石書店
• 発売年月日: 2009/04/02
• JAN: 9784750329581

商品レビュー

2016/12/25

良書だと思います。
100円ショップやコンビニのもうけの仕組みを紐解きながら、自然破壊や大量消費社会、最賃労働、狂牛病など社会の矛盾を考えるきっかけになる。
ホームレスも決して他人ごとでなく、誰もが陥る危険性があること、そして一旦陥ると、元の社会に戻ることの困難さなど考えされられる。
学校の授業だけでなく、大人学習にももっと活用したい一冊です。

2014/01/28

ひとつのテーマから幅広く学べる授業をできるということは、世界と私を結びつけることになる。例えば牛肉。タンパク質、脂質などの栄養素のテーマから、農業、食品加工、職業、食の安全、被差別部落、世界の料理、地球環境、食料自給率、外食などなど、学べることがたくさん。教師や親、社会人は、ひとつのテーマからどんな学びを考えられるかという柔軟性で、自分も学び人にも学ばせることができる。世の中で起こっていることは、すべて自分に繋がっていると改めて考えさせられた。