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少女七竃と七人の可愛そうな大人 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2009/03/24 |
| JAN | 9784044281052 |
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少女七竃と七人の可愛そうな大人
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商品レビュー
3.8
320件のお客様レビュー
桜庭一樹さんの書く文章とお話が本当に大好き 女の人生ってのはね、母を許す 許さないの長い旅なのよ。っていうセリフが印象に残ってて、昔お友達がママの事は好きだけどママみたいな人にはなりたくないって涙溜めながら話してくれたの思い出した その子は今ママの事許せてるのかな
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※このレビューにはネタバレを含みます
とにかく出だしが最高なので何があっても最後まで読むと決めた。「わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。」 語り手を話ごとにスイッチしていく方法をとっていたり、雪や七竈の情景描写を比喩としたり、遺伝子的に現れ等、最後まで面白く読ませる工夫がたくさんあって流石と思いつつ、何と言っても古風な言い回しが平成九年生まれの私にとっては滑稽のような洗練されているような不思議な面白さを味わった。 私は川村七竈のように美しい、かんばせ、を持つ人間ではないけれど何だか世間に対する怒りを特に思春期の頃に抱えていて、そういった感情を引っ張り出させてもらえるような力強さがこの作品にあると思う。 これが平成21年の作品だが、地方の小さな町に生まれ育った者は当然その町で生き続ける通念が根深くあったのだろう。逆にいうと高校生がスマホを携帯しインターネット日常的に使い始める時代にはいると、より詳細な都会の暮らしや生き方が入ってくるので、小さな町にあるしがらみからの脱走についてはマインド的にこの作品よりも軽やかにできそうなものなのかなとも思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
誰もが振り向く美貌と"いんらん"で有名な母を持つ1人の少女 七竃を中心に大人達の複雑な心情を描いた一冊。 桜庭一樹先生特有の面白い文体や表現も魅力的なのですが、男女の恋慕が孕む寂しさや愚かさ、母と女の狭間など決して自分から縁遠いものではない存在が生々しく書かれていて震えました。 七竃と雪風、そして緒方後輩がとても好きです。 私は七竃のお母さんの気持ちを理解することができませんでしたが、彼女は田中先生の葬儀で何を感じたのでしょう。 読み終わって心が少し苦く寒くなって、けれど決して後味が悪い訳ではなく。 素敵な1冊でした。
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