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夏子の冒険 角川文庫
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夏子の冒険 角川文庫

三島由紀夫【著】

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夏子の冒険 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/03/24
JAN 9784041212110

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夏子の冒険

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商品レビュー

3.7

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みんなの感想まとめ
  • 夏子
  • 冒険物語
  • 若者の情熱
  • 函館
  • 修道院入門
  • コミカルな家族追跡
  • 狩人との出会い
  • 自由奔放な女性
  • 心の変化
  • 期待を裏切る旅

情熱を求める若者の冒険を描いたこの作品では、自由奔放な夏子が周囲の期待を裏切り、修道院に入ると宣言します。しかし、途中で出会った狩人の青年・毅に情熱を見出し、彼の仇討ちの旅に同行することに。夏子の強引さや周囲を振り回す姿にはコミカルな要素があり、家族の追跡劇も笑いを誘います。彼女の心の変化や毅との関係が進展する中で、彼女自身の情熱がどのように満たされるのかが描かれています。全体として、軽快なテンポと深いテーマが融合した作品で、夏子の冒険は読者に楽しさと共感を与えます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2023/02/22

夏子の目に見させたもの

主人公であるプチブルのお嬢様の気まぐれで無鉄砲な言動と、それに翻弄される男達の姿が、コミカルに描かれており、本書のタイトルにあるような冒険小説の趣はない。物語の進行に合いの手を入れるようにしゃしゃり出てくる母親ら女性陣の言動も、ブルジョワジーを茶化す仕立てになっており笑わせる。そ...

主人公であるプチブルのお嬢様の気まぐれで無鉄砲な言動と、それに翻弄される男達の姿が、コミカルに描かれており、本書のタイトルにあるような冒険小説の趣はない。物語の進行に合いの手を入れるようにしゃしゃり出てくる母親ら女性陣の言動も、ブルジョワジーを茶化す仕立てになっており笑わせる。それにしても主人公夏子の目は、三島の目ではなかろうか。夏子に一旦は修道院入りを思いとどまらせた青年の情熱的な目の輝きに、三島は何を見ていたのか。この小説の結末は、三島自身の最期を予感させるような憂国の念や厭世観あるいは耽美の表出とみるのは穿ち過ぎだろうか。

fugyogyo

2026/10/02

三島由紀夫の爽快なラブコメ♡ 読みやすくて面白くて一気に読んだ!戦後間もない北海道の空気を味わえた。 夏子は裕福で、家族から愛され、美貌もあり、何もかも満たされているけど、夢や生きがいはなく人生に退屈している。 満たされてるから安定した生活や愛を口説き文句にする男には興味がない...

三島由紀夫の爽快なラブコメ♡ 読みやすくて面白くて一気に読んだ!戦後間もない北海道の空気を味わえた。 夏子は裕福で、家族から愛され、美貌もあり、何もかも満たされているけど、夢や生きがいはなく人生に退屈している。 満たされてるから安定した生活や愛を口説き文句にする男には興味がない。代わりに自分以外への情熱を持つ毅のような人に惹かれる。 彼女ほど金持ちでも美人でもないけど、夏子の気持ちがとても分かってしまう…笑 頑固なところも似てる笑。どうせ同類なら、開き直って私も夏子みたいに凛と気高く、サッパリと生きるお嬢さんでいたい。 ラストはタイトルの「冒険」に相応しい展開で、私は好き。早めにこの世に見切りがついてよかったね。私は未だ無理そう。笑 キャラクターそれぞれ個性が強く、誰も憎めない所は魅力的。一緒に冒険できてとても楽しかった。

Posted by ブクログ

2026/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

函館が舞台と聞いて読んでみた。 思ったより函館が舞台という感じではなかったし、 自分は夏子を初め登場人物に魅力を感じなかった。 夏子はスーツで函館山に登ったのだろうか。 中々無理があると思う。 睡眠薬を飲んでやると自分を人質に脅すのも それが脅しになる時点でどうしようもなく甘えている。 勝手ばかりして、お金まで勝手に盗って。 追われたくなくて足止めするにしても 家では無く旅先の別に縁もゆかりもない 湯の川に逗留し続ける金があることにも甘えている訳だ。 母親たちの言動も大概だ。 人に家の犬にとろろ昆布をあげようとしないで欲しい。 同性のもっている反感が夏子の魅力に正比例する という言葉が出てくるのが、男が書いた文章だなと思う。 実際女性が嫌う女性は別に焼き餅ではなく、 本当に人としてどうかと思うから嫌っている場合が殆どだ。 おあずけを喰っていたという表現も 男はそんなにも理性がないのかと思ったし 急に追い回してきた女を受け入れる方の気も知れない。 熊狩に執念を燃やすところを魅力に感じたなら 本懐を遂げたら魅力がなくなるのでは? と思ったら 案の定の展開で、 トラピスチヌなのだろうがこんな我儘娘を 受け入れなければならない修道院も気の毒だ。

Posted by ブクログ

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