がんさく 幻冬舎よしもと文庫

濱田雅功【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2009/03/13
• JAN: 9784344412750

商品レビュー

2017/04/22

なんか浜ちゃんじゃない感がすごかった。いまいち、面白さわからず。残念。ひとつひとつのエピソードはよかったのにな

2016/08/02

ダウンタウン浜田雅功の書き下ろしエッセイ。恋、結婚、子育て、仕事について真面目に浜田さんが語る姿はテレビではなかなか見ることはできないが、ここでは見ることができる。個人的には、松本さんに対する思いや人柄に関してもうすこし書いてほしかったなぁと思った。

2011/12/06

松ちゃんが天才的な芸術家なら、浜ちゃんは熟練した腕利きの職人なのだろう。

浜ちゃんは、バラエティは「現場の雰囲気がおもろかったら、見てる人にも絶対伝わる」という信念の下、本番前から現場の空気を温めたり、ゲストの楽屋へ出向いたり、プロデュサーはもちろんのことADのような末端のスタッフの名前も覚えて気持ちよく仕事が出来るように気を使っているらしい。

浜ちゃん曰く、松ちゃんはそういうことをやらないらしい。

松ちゃんは、その場で即興的に笑いを作り出す瞬発力・爆発力を武器としており、それは専ら天才の感性がなせる業だと思う。

それに対して、浜ちゃんのそのような一つ一つの小さなことを大切にしている様子は、道具の手入れを大切にしている熟練した職人のように思える。

また、お笑いをやっている理由を“ウチしかおれへんから”と言い放つ。

本当に面白いことを今のうちにやらなかったら、他に誰がやるのか。
ダウンタウンがそれをやらないとイライラすると言い放つ。
それは他の人間にやらせておいたら“それはちゃうで”というダメだしばかりで気になってしまい、テレビを見ていられなくなるというイライラらしい。

頂点に立つ者の自負心と高いプロ意識に裏打ちされた職人、それが浜ちゃんなのだ。

個人的には、松ちゃんの『「松本」の「遺書」』を読んでから本書を読んだため、ダウンタウンの二人を比較して楽しむことができた。

是非両方を読み比べてみることをオススメします。