- 中古
- 書籍
- 文庫
東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録・キーワード編 文春文庫
定価 ¥754
385円 定価より369円(48%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/03/10 |
JAN | 9784167753542 |
- 書籍
- 文庫
東京大学のアルバート・アイラー
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
東京大学のアルバート・アイラー
¥385
在庫なし
商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
ブルースの章がよかった。 長調・単調はヨーロッパが作り出した洗脳のシステムである。 カウンター/ポスト・バークリーの辺りから急に難しかった。
Posted by
第1章 二〇〇四年一〇月講義「ブルース」(ブルース(1)二〇世紀の統合不全者―ブルース・ミュージックの特異性について ブルース(2)『喪失』を引き受ける方法―「二〇世紀の最初から表現はもう引用とコラージュだった。」ゲスト:飯野友幸(上智大学教授、米文学者)) 第2章 二〇〇四年一...
第1章 二〇〇四年一〇月講義「ブルース」(ブルース(1)二〇世紀の統合不全者―ブルース・ミュージックの特異性について ブルース(2)『喪失』を引き受ける方法―「二〇世紀の最初から表現はもう引用とコラージュだった。」ゲスト:飯野友幸(上智大学教授、米文学者)) 第2章 二〇〇四年一一月講義「ダンス」(ダンス(1)舞踏会からインターロックまで―ヨーロッパ/アジア/アフリカのダンス・スタイルと、アメリカ・ポピュラー音楽におけるダンスの歴史 ダンス(2)クラブ・カルチャーと『ジャズ』―「ジャズとは象徴であり、ファンタジーである。」ゲスト:野田努(remix編集長、音楽批評家)) 第3章 二〇〇四年一二月講義「即興」(即興(1)時間を超えること、時間と共にあること―『即興』という巨大な概念を巡る音楽的試論 即興(2)即興演奏を巡る質疑応答―「ベイリーの場合は再生器械が変わってもやっぱり同じ演奏だって認識できるから、この違いは大きいかもしれない。」ゲスト:大友良英(ミュージシャン)) 第4章 二〇〇五年一月講義「カウンター/ポスト・バークリー」(カウンター/ポスト・バークリー(1)理論の確立と、それに対するカウンター&ポスト・ムーヴメントについて―バークリー・メソッド、LCC、ラング・メソッド カウンター/ポスト・バークリー(2)ラング・メソッドについて―「濱瀬元彦氏による講義」ゲスト:濱瀬元彦((株)ラング代表、ミュージシャン、作曲家)) 著者:菊地成孔(1963-、銚子市、ジャズミュージシャン)、大谷能生(1972-、八戸市、評論家) ゲスト:飯野友幸(1955-、東京都、アメリカ文学)、野田努(1963-、静岡市、音楽ライター)、大友良英(1959-、横浜市、ギタリスト)、濱瀬元彦(1952-、愛知県、ミュージシャン)、寄稿:本條晴一郎(マーケティング)
Posted by
再読。個人的には歴史編より楽しめた。それは前者がジャズという枠内での通史というどこか閉じた面があるのに対して、本作ではブルース/ダンス/即興というキーワードをジャズに適用することで、その音楽性の概念をより広げ話題を各地の風習や伝統まで広げていこうとするその射程の違いによるものなの...
再読。個人的には歴史編より楽しめた。それは前者がジャズという枠内での通史というどこか閉じた面があるのに対して、本作ではブルース/ダンス/即興というキーワードをジャズに適用することで、その音楽性の概念をより広げ話題を各地の風習や伝統まで広げていこうとするその射程の違いによるものなのだろう。音楽生まれるところに文化有り。また下方倍音列の話は流石に難解だが虚数としての比喩は興味深かった。音楽と数学の関係性は思ったよりも近く、音律や音階に関して数学的に説明可能なほどである。理性と感性をフルに働かせて楽しめる一冊。
Posted by