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街道をゆく 新装版(29) 秋田県散歩、飛騨紀行 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2009/03/30 |
JAN | 9784022644831 |
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街道をゆく 新装版(29)
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
以下抜粋~ ・ともかく秋田藩はめぐまれていた。 米のほかに木材と金銀がある以上、近畿以西の諸藩のように、あくせすと殖産興業を考えたりやったりせねばならぬ、ということはなかった。 ・おっとりとした大旦那といえば、佐竹家そのものがそうだった。江戸期、二百七十余の大名がいたが、ほとん...
以下抜粋~ ・ともかく秋田藩はめぐまれていた。 米のほかに木材と金銀がある以上、近畿以西の諸藩のように、あくせすと殖産興業を考えたりやったりせねばならぬ、ということはなかった。 ・おっとりとした大旦那といえば、佐竹家そのものがそうだった。江戸期、二百七十余の大名がいたが、ほとんどが戦国期の成り上がりで、源頼朝以来の大名といえば、薩摩の島津氏と佐竹氏しかいない。 佐竹氏は、ながく常陸国にいた。 ・安藤昌益は、この世の最大の悪としてみずから耕さずして他人の耕した食をむさぼり食うことをあげる。不耕の元凶は、儒教があがめるところの聖人である、とする。聖人が出て上に立ち、国を盗んでから世の中が乱れるようになった、というのである。 ・江戸期の武士教育において、卑怯というほどいやしまれた背徳はない。 ・飛騨の高山を、小京都という。 高山には姉小路文化の間接的な影響があるにしても、高山の文化や風致の原形をつくったのは、くりかえすが、豊臣期から徳川初期まで数代つづいた飛騨大名の金森氏だった。さらに正確にいえば、金森家がもっていた茶道美学だった。 ・むろん、この時期の遣唐使だけでなく、つねに日本から唐へゆく者は、費用として砂金をもって行ったのである。
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数日前に人生で唯一の未到の都道府県である秋田県についに行けた。 またまた秋田城近くの菅井真澄の墓をみれたのだがこの本にも書いてあり興味深く読めた。
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今回の街道をゆくは秋田県と飛騨。 秋田では戊辰戦争での南部と佐竹の戦いの話が出てきましたが、そういえば戊辰戦争で各藩がどっちについたとかちゃんと理解してないなぁと。 飛騨は高山が好きで何度か行ってますが、確かに富山からも岐阜からも松本からも山道を延々と歩かないと到着しないとこ...
今回の街道をゆくは秋田県と飛騨。 秋田では戊辰戦争での南部と佐竹の戦いの話が出てきましたが、そういえば戊辰戦争で各藩がどっちについたとかちゃんと理解してないなぁと。 飛騨は高山が好きで何度か行ってますが、確かに富山からも岐阜からも松本からも山道を延々と歩かないと到着しないところで、それだからこその独自文化なのかと納得です。 これが書かれたのは1986年ごろですが、カミオカンデは、超新星由来ニュートリノの観測があったのはその翌年なのでタッチの差で登場しませんでしたねぇ、などと鉱山の話を読みながら思ったり。
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