がけっぷちナース がんとともに生きる

山内梨香【著】

• 販売会社／発売会社: 飛鳥新社
• 発売年月日: 2009/03/12
• JAN: 9784870319035

商品レビュー

2023/03/07

癌の闘病の記録が実に素晴らしい筆致で書かれています。
癌の告知に関しても実に客観的な視点から回想し書かいておられます。
非常にオススメ出来る一冊です。

2017/10/17

ナースだからがんばれた、だけではないと思う。
周りの、ガンだとわかってからも手を差し伸べてくれた人たち、彼女自身が助けを求めた、それらがうまく作用して、大変ながらも、闘病生活続けられたんだろう。
ガンだとわかると離れていく人もいるし、本人から離れていく場合もあると思う。私の身内は、伝えず本人自ら距離をとっていったので、ほぼ私と二人きりの闘病生活になった。看病に悔いはないが、一人で患者を支えるのは、本当はこちらも辛い。だから、支える人がたくさんいたら、そこを分かち合えて、よりよい関係が築けると思う。理想的なスタイル。
ご冥福をお祈りします。

2012/01/18

三葛館闘病記コーナーWith　T||495.46||乳癌

がんになっても、転移していても、 がけっぷちでも、私はこんなに元気で生きている!
自分が乳がんになるまで、病気は他人事だった……。でも、今の私は患者 さんの痛みを知ることができ、多くの愛情に支えられ、可能性を信じて生きている。……一人でも多くの患者さんが笑顔になれるよう、あったかい気持ちになれるよう、私は生き続けたいと思う。
（著者より）

32歳という若さで乳ガンを宣告された筆者。
手術と再発・転移を繰り返しながらも、家族や友人に支えてもらいながら、ガンの苦しみに耐え続け看護師として生きていく闘病記。
『奇跡のウェディング』とともに読まれることをおすすめします。
編集：1回生　S.O

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55532