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科学の世界と心の哲学 心は科学で解明できるか 中公新書
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科学の世界と心の哲学 心は科学で解明できるか 中公新書

小林道夫【著】

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科学の世界と心の哲学 心は科学で解明できるか 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2009/02/25
JAN 9784121019868

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みんなの感想まとめ
  • 科学哲学
  • 心身問題
  • 自由意志の探求
  • デカルト思想
  • 心の本質探究
  • 科学と哲学の交差点
  • 現代の心の理解
  • 思索を促す読書
  • 心の現象と実体
  • 思考の深層分析

科学と哲学の交差点で、心とは何かを深く考察する本書は、心身問題や自由意志についての議論を通じて、読者に新たな視点を提供します。著者は、デカルトの思想を基に、科学が心の現象をどこまで説明できるのかを問い直し、心と身体の関係性を探求します。科学的なアプローチが心を物理的な実体として扱う一方で、心に意味や価値を与える領域は哲学の中にあると指摘し、科学と哲学の境界を行き来しながら、心の本質に迫ります。デカルトやスピノザ、ライプニッツの思想を通じて、現代における心の哲学の重要なテーマを浮き彫りにし、読者に深い思索を促す一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/04/27

デカルトの研究者である著者が、現代の心の哲学における問題に対して、批判的な観点に立って考察を展開している本です。 本書ではまず、デカルトによって自然科学の基礎となる哲学的な立場がどのように築かれたのかということが解説されています。著者によれば、デカルトは日常的な経験の世界に寄り...

デカルトの研究者である著者が、現代の心の哲学における問題に対して、批判的な観点に立って考察を展開している本です。 本書ではまず、デカルトによって自然科学の基礎となる哲学的な立場がどのように築かれたのかということが解説されています。著者によれば、デカルトは日常的な経験の世界に寄り添うアリストテレスの自然学を否定し、数学的に記述可能な自然科学的世界像を基礎づける仕事を果たしました。著者はこのような哲学上の立場を敷衍して、科学理論の客観性を擁護します。 つづいて著者はふたたびデカルトの思想に立ち返り、一方では精神と延長を明確に区別する心身分離の立場から二元論的世界観を語っていたデカルトが、他方で心身合一の立場から議論をおこなっていたことを紹介し、後者の立場を前者の立場へと還元することはできないと主張します。そして、物的一元論の立場に立つ現代の心の哲学が、一人称の観点から見られた心のありかたを説明することはできないと批判しています。 自然科学についての哲学的考察など、興味深い論点をいくつも含んでいる本だったように思います。かつて著者は大森荘蔵に、デカルトの思想では心身分離と心身合一の両方の立場を認めていたと述べたところ、「両方認めるとはきたねえ」といわれたと、どこかで述べていた記憶があるのですが、本書の物的一元論に対する批判はあくまで批判にすぎず、これによって問題が解決されたとはいいがたいのではないかと感じてしまいました。

Posted by ブクログ

2012/05/31

面白かった! 特に前半の科学哲学の部分。 科学哲学をまともに勉強したことが無かったので、アリストテレスの自然学に始まりガリレオやデカルトの創始した近代科学の革新性など、勉強になることが非常に多かった。 後半の心の哲学については、形而上的な存在である「心」に対して科学がどこまで...

面白かった! 特に前半の科学哲学の部分。 科学哲学をまともに勉強したことが無かったので、アリストテレスの自然学に始まりガリレオやデカルトの創始した近代科学の革新性など、勉強になることが非常に多かった。 後半の心の哲学については、形而上的な存在である「心」に対して科学がどこまでリーチするかを論証していて、なかなか面白かった。 デカルトの心身二元論から発した哲学のアポリアを中心に、その周辺を掘りまくる形式。 小林道夫はデカルトの研究者なのかな? 何にせよ、科学哲学について勉強するために取った本としては、かなり満足でした。

Posted by ブクログ

2012/02/13

デカルトに取り憑かれて二元論から抜け出せなくなった 悲惨な哲学者の本。 「私は疑う。だから心は存在する。」って、 「疑う」事だって思考のバリエーションの1つに過ぎないんじゃないの。 デカルトが自然科学の祖であることを頼みの綱にして、 彼の二元論を否定するなんて自然科学も否定す...

デカルトに取り憑かれて二元論から抜け出せなくなった 悲惨な哲学者の本。 「私は疑う。だから心は存在する。」って、 「疑う」事だって思考のバリエーションの1つに過ぎないんじゃないの。 デカルトが自然科学の祖であることを頼みの綱にして、 彼の二元論を否定するなんて自然科学も否定する気か?なんていう くだらないレトリックに頼りながら、 手っ取り早く反論しやすい理屈を否定することで、自分の正しさを証明しようとする。 そんなただの言葉遊びに終始した本。 こういうことしてるから哲学が暇人の趣味だなんて 思われてしまうんだってのに。まったく。

Posted by ブクログ

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