スレイヤーズ(1) リナとキメラの魔法戦士 角川つばさ文庫

神坂一【原作】, 南房秀久【著】, 日向悠二【絵】

• 販売会社／発売会社: 富士見書房/角川グループパブリッシング
• 発売年月日: 2009/03/02
• JAN: 9784046310101

商品レビュー

2012/06/12

幼児向けスレイヤーズ

[朧]

スレイヤーズの設定、キャラクターを使用して他の著者が書いたオリジナルの作品と期待して買ったのだが正直期待外れでした。

内容はスレイヤーズ長編1巻の焼き直しなのだが、なぜかすぺしゃる（短編）のキャラである白蛇のナーガが出てきたり、長編3巻ででてくるシルフィールが登場したり、主人公のリナ・インバースの年齢設定が下がっていたり、重要人物の赤法師レゾが愉快なおじさんになっていたりと、なんだか無理に子供向けに修正した印象を受ける。

ストーリーも全体的にコメディタッチになっており、子供向けといったって正直「なぜこうなった」という印象

スレイヤーズを無理やり幼児向けにしてしまったといったものかなぁ
幼稚園とか小学校低学年くらいの方に見せるのにはいいのでは？

前からのスレイヤーズファンにはコレクターズアイテム以上にはならない印象

2011/04/26

原作は読んでます。
面白かった。30分くらいで読めます。
子供向けに改変してあるということでどうなってるのかと思ったら、単純に表現を押さえてあるのではなく、原作ストーリーの大まかな流れだけ残して全面的に変更。
そしてまさかのナーガ・シルフィールがスタメン入り（笑）原作は基本リナとガウリイの二人旅でしたが、賑やかな感じのパーティになってます。
キャラクターの年齢が下方修正されてるのも、ターゲットの読者（子供）が感情移入しやすいようにという配慮かな。実際に買うのは私のような大きいお友達のほうが多そうですが。
大人が読むなら、原作（と、原作キャラ）を先に知った上で、あのシーンがこうなるのかーという感じで読むのがいいのかな。

挿絵がとっても可愛くて、たくさん入ってます。挿絵だけでお金払う価値あるかも。２巻以降出てないみたいで残念…

2009/04/13

ついにスレイヤーズが児童書に登場。ということで、つばさ文庫のリナは12歳。
全体的に登場人物の年齢は、３歳くらい低くなっているようです。
原作１巻をベースにしながら、ナーガやシルフィールも出てくるといった、盛りだくさんの内容になっていました。

この本の、最初の読者って、児童書ファンより、スレイヤーズファンのほうが多いだろうなと思うのですが…