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花咲ける青少年(愛蔵版)(6)
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花咲ける青少年(愛蔵版)(6)
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商品レビュー
4.5
11件のお客様レビュー
これでもかというくらいの超絶金持ちイケメンと世界を股に掛ける壮大な話とで飽きさせないのだけど、いまひとつのりきれなかった。ひとつは、話の方向性が全然わからないこと、アドホックに話が進み続けて話の全体像が見えてくるのは12巻中6、7巻あたりという。連載ならまだしも、まとめて読むとけ...
これでもかというくらいの超絶金持ちイケメンと世界を股に掛ける壮大な話とで飽きさせないのだけど、いまひとつのりきれなかった。ひとつは、話の方向性が全然わからないこと、アドホックに話が進み続けて話の全体像が見えてくるのは12巻中6、7巻あたりという。連載ならまだしも、まとめて読むとけっこうつらい。それからもう一つ、こっちの方が不満なのだけど、肝心の主人公に全く感情移入できないこと。とりあえず後先考えない考え浅い系の小娘なのだけど、作中では誰もを魅了する少女ってことになっててなんか納得いかない。 ところで、90年代後半くらいから、少年マンガにおける勝利の方程式から「努力」(練習や修行)失われてだしたのだけど、そのかわり強さの証明として「血」というものが重視されるようになってきた。主人公は実はあの強い誰それの息子で、だから強い、という説得力の付与の仕方。この作品を読むと、そうした「血」による説明は、少年マンガよりずっと先に少女マンガがやっていたという事実に気付く。実は少女マンガのやってたことを少年マンガが遅れて取り入れたということになるかもしれない。そのあたりのジャンル間の相互の影響を分析するとおもしろそうだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読了:2011/5/14 立人…よかったな!!! …とりあえず最初はそれw 花鹿の出生がクインザにばれ、暗殺未遂となるまでのシークェンスがとても好き(第43回)。ラギネイではなく、ローゼンタールの確執が花鹿を殺す、とか…。「彼女は本来/あなたの言葉をもっとも近くで聴くはずでした…!!」とか。 そのあとも、ルマティ…大人になったなぁ…とか、相愛となった後の立人の、「おまえは何も心配しなくていい」の表情とか、すごく良かった。 ずっと気になっていた、キャスリーンとマハティは二度と会うことはなかったのか、なかったのなら二人はそれでいいのか、というわだかまりは、 「二度と会わないこと、それが彼女の私への愛なのだと、痛いほどわかった」 このセリフで見事にほどかれてしまった…すごいよ樹さん。 ああ、そして、最後のモノローグは泣きそうだった。 彼の恋から始まった物語が、彼の死で閉じられることが、ものすごくさみしかった。
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アニメ版観終わったので原作もイッキ読み。 少女漫画なのですが花鹿の凛とした性格ゆえ男の自分でも気持よく読むことができました。花鹿様可愛すぎます。 あ、もちろんヤローもかっこいいですよ。個人的にはルマティ派です。 セレブな世界の少女漫画が読みたい方は是非。
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