1,800円以上の注文で送料無料

とある飛空士への恋歌(1) ガガガ文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

とある飛空士への恋歌(1) ガガガ文庫

犬村小六【著】

追加する に追加する

とある飛空士への恋歌(1) ガガガ文庫

定価 ¥649

110 定価より539円(83%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

10/22(火)~10/27(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2009/02/17
JAN 9784094511215

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

10/22(火)~10/27(日)

とある飛空士への恋歌(1)

¥110

商品レビュー

3.6

37件のお客様レビュー

レビューを投稿

2009/02/20

前作とはまた異なるカラーで描かれる空と恋の物語

【一章】おそらくフランス革命がベースと思われる第一皇子の転落。優しくて素敵な母も見方を変えれば圧政に苦しむ庶民の敵となる悲劇をさり気なく挿みながら、置かれた境遇への反発、革命の旗印への敵意、そして新しい生活への導入が綴られる。母の言に反して心は理不尽という憎しみ色である。 ...

【一章】おそらくフランス革命がベースと思われる第一皇子の転落。優しくて素敵な母も見方を変えれば圧政に苦しむ庶民の敵となる悲劇をさり気なく挿みながら、置かれた境遇への反発、革命の旗印への敵意、そして新しい生活への導入が綴られる。母の言に反して心は理不尽という憎しみ色である。 【二章】下層の暮らし。本作の雰囲気が変わる。面白い。本音で生きる人達の楽しさが伝わってくる。空の素晴らしさを知る。度々告げられる『空、飛べ』が沁み渡る。カルエルを愛玩するノエルとマヌエル。淡い恋心を抱くアリエル。カルエルの正体を知っても動じない強い3姉妹。喧嘩してボコボコのカルエルを見て『男前になった』と笑える父親が今どれだけいるだろう。暖かく静かな感動がじわっと寄せてくる。 【三章】旅立った「空飛ぶ島」イスラでの生活。政治も動き出す。しかし、母の言を少し理解したカルエルが遭遇したドジッ娘少女、その僅かな邂逅でお互いの孤独な境遇を解り合うところから物語が大きく動いていく……その端緒が開かれる。 「最終章はまるまる滂沱でした」といった大きな感動とはまた異なる感動作である。『ローマの休日』の次は『ロミオとジュリエット』。あまりにド真ん中過ぎて普段は使われないこれらの元ネタを上手に昇華させていて素晴らしい。ただ、前作と異なり、最初から元ネタが明かされたことと読み手に大きな期待という先入観があることで本作のハードルが恐ろしく高くなっている(平積み×6を見ると書店も期待している)のだが、その素晴らしき感動はそっと静かに、前作に劣らずやってくる。義父ミハエル素敵過ぎ。

DSK

2022/08/27

主人公がこの上なく『臭い』。 ナルシストで、泣き虫で、へたれ。 いい所を見つけようと思っても、なかなか見つけられない。 逆にそれがいいのかもしれない。 物語としてはまだまだ始まったばかり。 これからに期待したい。

Posted by ブクログ

2022/07/24

とある飛空士への恋歌 著作者:犬村小六 発行者:小学館 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 大空を背景に描く瞼しく切ない出会い。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品