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ザ・タートル 投資家たちの士官学校
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BP出版センター |
発売年月日 | 2009/02/16 |
JAN | 9784822246303 |
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トレーディング能力は「生まれ」か「育ち」か。この命題に対してリチャード・デニスとウィリアム・エリックハートが行った壮大な実験(という名の投資ファンド)が「タートル」だ。経済指標やファンダメンタル、定性情報を一切無視し「現在価格」にフォーカスして取引を行うトレンドフォローという手法...
トレーディング能力は「生まれ」か「育ち」か。この命題に対してリチャード・デニスとウィリアム・エリックハートが行った壮大な実験(という名の投資ファンド)が「タートル」だ。経済指標やファンダメンタル、定性情報を一切無視し「現在価格」にフォーカスして取引を行うトレンドフォローという手法を行う。同市場内の複数銘柄でポートフォリオを組むのではなく、商品先物や株式、為替など異なる市場でポートフォリオを組みリスクヘッジする点が興味深い。 「生まれ」か「育ち」かの結論は明言されていないが、いずれにせよ起業家気質の人物に感情を排するトレーディング手法を学ばせるのかが勝ち筋のようだ。面白いのがタートル生よりもタートル第二世代のほうがパフォーマンスが優れていることだろう。特にセーラム・エイブラハムは独学でトレンドフォロー手法を習得・実践し抜群のパフォーマンスを残している。 いまやマーケットはAIによるシステムトレード花盛りだが、それらのもととなる基本思想として本書は非常に面白かった。第五章の「ルール」はシンプルで無駄がなく不変的ルールのように見える。いつか実践してみたい。
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素人を億トレに育てた投資学校であり、投資家集団タートル そのベールを剥がすとともに、解散後のタートルたちを追い、人生成功の秘訣を探っていく。 才能か、学習か、というのがストーリーの軸なのだが、それ自体は中々に怪しい。 タートル達は点でバラバラに見えて、なんらかの才能に秀でた人が...
素人を億トレに育てた投資学校であり、投資家集団タートル そのベールを剥がすとともに、解散後のタートルたちを追い、人生成功の秘訣を探っていく。 才能か、学習か、というのがストーリーの軸なのだが、それ自体は中々に怪しい。 タートル達は点でバラバラに見えて、なんらかの才能に秀でた人が多いように見受けられたし、タートル解散後に最も成功したジェリーパーカーも名門大の出身だ。 さらに言えば、タートル第二世代で投資未経験とされたエイブラハムもファンドのページを見るとファイナンスでB.B.Aを取得している。 ただ、トレンドフォローやタートルの教わった投資ルールの詳細が書かれていることも助かり、投資の勉強にはなった。 ホームランを待つまでのリスクを如何に管理し、じわじわと消えていく資金を前に如何に耐え続けるか。 大切なのは、感情に動かされずにルールに従うこと。 そうなると、自動売買が行える今の時代だと、金融というのはさらにややこしく、ぐちゃぐちゃしたものになっていくだろうなぁ、というのはまた別の話
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「トレンドフォロー入門」 ジムクレイマー=くだらない見世物 トレンドフォローでは価格がどれだけ動くかは予測しない。毎回正しくあろうとしない。 知り得る事柄はすべて価格に織り込まれている。 市場の今の変動幅はどのくらいか、か価格や残高と同じくらい大事。 損失が出たポジションにさ...
「トレンドフォロー入門」 ジムクレイマー=くだらない見世物 トレンドフォローでは価格がどれだけ動くかは予測しない。毎回正しくあろうとしない。 知り得る事柄はすべて価格に織り込まれている。 市場の今の変動幅はどのくらいか、か価格や残高と同じくらい大事。 損失が出たポジションにさらに資金をつぎ込むのはストーブでやけどした子供がもう一度ストーブに手を触れるようなもの。 人間の性質に逆らうこと。90%で失敗し、10%でそれをうわまわる利益を得る。 いったんポジションを持ったら、いくらで入ったかは関係ない。まだ維持するか、手仕舞いするかだけが問題。 システム1とシステム2=20日プレイクアウトで入り、10ブレイクアウトで出る。前回が利益だったときは入らない。ただし前回が2Nの損失だった場合は、入る。11週プレイクアウト(55日)、20日で出る。 変動幅を元に、取引額を設定する。 リスク管理=ATRの20移動平均をNとする。相場はNのどれだけ動いたか。 取引は手持ち資金の2%をリスクにさらす=投入する。これが2Nになるようなポジション量をとる。 2Nで損切する。 ボラティリティが小さければ、取引できる量は増える。 ピラミッティング=価格が1N上がるたびに、1ユニット追加する。その時点での価格の2N下にストップを入れる。 ポートフォリオのリスク=同じ動きをするマーケットで同じ方向のリスクを取らない。 リスクを下げる=れぱれっじを下げる。ドローダウンを抑える。 逆張りといえどもトレンドフォローの要素を入れないと勝てない。 残高が10%減るたびに、取引ユニットを20%小さくする。2%のリスクから1.6%のリスクに下げる。残高が増えたら元に戻す。こうしておけば、資金を失わない。
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