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英雄の書(下)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 毎日新聞社 |
| 発売年月日 | 2009/02/13 |
| JAN | 9784620107349 |

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商品レビュー
3.3
156件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
決して面白くないわけではないのですが、一般的にも評価がそれほど高くないようです。 いろいろ理由があると思いますが、自分の中では主人公のキャラが場面でだいぶ変わり、感情移入しにくいこと、世界観が独特過ぎてついていけないのが大きいかなと思いました。連れていく仲間がネズミに変身するのも、映像化されたときのウケ狙いに思え、何かの映画の真似のようにも感じてしまいました。 せっかく頑張って読んだのですが、本のボリュームが大きく消化不良感が残ってしまいました。
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9割がた物語世界の背景、意味の説明に終始している感があり、実際のアクションが凄く少ない。ここからユーリの冒険が始まるのであればいいが、そうではないみたい。悲嘆の門を先に読んでしまったが、そちらの方が面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高名な作家とは言え、話題作でもなくメディア化もなく分厚い上下巻のこの本を手に取る人は、おそらくそれなりに本が好きな人だ。 「物語」は美しく夢を抱かせてくれるものである反面、人の思想や価値観に影響を与える恐ろしい側面も持っている、というくだりに頷ける人も多いだろう。その功罪を、「英雄」と「黄衣の王」の二面性として描いた設定は面白かった。 ただ、クライマックスの、ユーリがオルキャストとして課された真の使命を果たすシーンが、彼女の行動や決断によるものではなく、「その場所にたどり着いたら物事が自動的に進行した」ような形で果たされた形だったのがやや物足りず。 ユーリの活躍シーンも、印に操られて無意識に行ったものが多く、(周りの人が真相を彼女に隠していたのが一因とは言え)、主人公としての魅力がやや薄かったのではないか。 とはいえ、宮部みゆきの筆力はやはりさすが。作中作である、エルムやキリクのエピソードは残酷で悲しく、それゆえに美しくもあり、二人のそれぞれのエピソードを一冊の本として読みたいと思った。
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