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カタコンベの復讐者 ハヤカワ・ミステリ
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カタコンベの復讐者 ハヤカワ・ミステリ

P.J.ランベール【著】, 野口雄司【訳】

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カタコンベの復讐者 ハヤカワ・ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2009/02/15
JAN 9784150018214

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カタコンベの復讐者

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商品レビュー

2.7

3件のお客様レビュー

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2022/10/11

「P・J・ランベール」の長篇ミステリ作品『カタコンベの復讐者(原題:Le Vengeur des Catacombes)』を読みました。 『卵をめぐる祖父の戦争』に続き、ハヤカワポケミス(ハヤカワ・ミステリ、HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)版です。 ...

「P・J・ランベール」の長篇ミステリ作品『カタコンベの復讐者(原題:Le Vengeur des Catacombes)』を読みました。 『卵をめぐる祖父の戦争』に続き、ハヤカワポケミス(ハヤカワ・ミステリ、HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)版です。 -----story------------- パリの地下に迷宮のようにひろがる地下空間カタコンベ。 その片隅で、二体の死体が発見された。 一人は五十五歳くらいの黒人男性、もう一人は四十歳くらいの白人女性、死亡時期には六週間以上の間隔がある。 そしてどちらの死体も首と両手がなかった…事件を担当する女性警部「アメリー」は、まずは被害者の身元を突き止めることに着手する。 ほどなく女性の身元は判明したが事件につながる手がかりは皆無。 はたしてふたつの死体の背後には何があるのか? 「アメリー」と、敏腕ジャーナリストの「ダヴィド」は協力して真相に迫る! パリ警視庁賞に輝く秀作。 ----------------------- 小口と天・地が黄色に染めてある、懐かしいハヤカワポケミス版です、、、 パリ市内の地下の広大な地下空間カタコンベで発見された首と両手が切断された二体の男女の死体… パリ司法警察局凶悪犯罪捜査班の美人警部「アメリー・ブルサン」と、その上司の警視正「フランソワ・シメオニ」の親友で敏腕ジャーナリストの「ダヴィド・メイエル」が協力して事件を解明する物語。 警察とジャーナリストという、仕事上では微妙な関係にある「アメリー」と「ダヴィド」が、「シメオニ」を通じて知り合い、仕事上で良い関係を築き、相互に助け合い、恋愛を絡めながら真相に迫る展開が愉しめました。 首が切断されていることから死体の身元確認に手間取りましたが、検死結果等から徐々に対象者を絞り込み、女性死体は精神科医の「イザベル・デルヴィエ」、男性死体は弁護士の「ヴィクトール・ベリューズ」と判明… 二人は、過去の殺人事件の精神鑑定で繋がりがあった、、、 「ギョーム・デシャン」という殺人犯の裁判において、精神障害により責任能力がなかったと判断されて無罪となり、強制的に入院させられていたが、弁護士の「ベリューズ」の働きかけと、「イザベル」を中心とする精神科医の判定により出所… その2週間後に二人の若い姉妹を凌辱し、残忍な方法で殺害していた。 さらに、「ベリューズ」と「イザベル」は不倫関係にあったことも判明… 動機があるのは、殺された二人の姉妹の父親「グザヴィエ・モリナ」と「イザベル」の夫「ルイ」、、、 「ギョーム・デシャン」の事件に関わった「ガブリエル・ダルモッタン判事」が次に狙われると想定されたことから、「アメリー」は同僚と身辺警護に向かうが、「ギョーム・デシャン」の事件について独自の調査を進めていた「ダヴィド」は、過去の取材写真から、意外な人物が事件に関係していることを発見する。 「アメリー」が危険に直面していることに気付いた「ダヴィド」は、すぐに「アメリー」に連絡する… ここからが想定外な展開で、「アメリー」は仲間と思っていた警部から襲われ、「ダルモッタン判事」は殺害されてしまう、、、 しかし、これをきっかけに事件の全貌が明らかになり、事件は終息に向かう… 優秀な警察官で仲間と思っていた人物が、血縁関係はないものの「グザヴィエ・モリナ」の息子のように育てられた人物だったとはねぇ、想定外でした。 警察小説としても愉しめましたが、性犯罪者が精神障害を理由に罪を逃れたり、軽減されたりという司法の問題点についても考えさせられた作品でしたね。 以下、主な登場人物です。 「アメリー・ブルサン」  パリ司法警察局凶悪犯罪捜査班の警部 「フランソワ・シメオニ」  パリ司法警察局凶悪犯罪捜査班の警視正。アメリーの上司 「ロジェ・サラン」  パリ司法警察局凶悪犯罪捜査班の警部補。アメリーの助手 「パトリック・メイナール」  警察本部長 「オリヴィエ・ムロー」  採石場監視取締班の警部 「イザベル・デルヴィエ」  精神科医 「ルイ」  イザベルの夫 「ヴィクトール・ベリューズ」  弁護士 「ビスコット」  地下愛好者 「ミッシェル・ラミエ」  全国紙編集長 「ダヴィッド・メイエル」  ジャーナリスト

Posted by ブクログ

2014/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パリの地下道で発見された男女の遺体。首と手首を切り落とされた遺体。採石監視取締班のムロー警部の案内で現場に到着したアメリー・ブルサン警部。警部の上司フランソワ警視正の紹介で知り合ったジャーナリストのダヴィド・メイエルの捜査協力。女性の身元が精神科医のイザベルと判明したことから過去に起きた少女2名の殺害事件との関連が浮かび上がる。犯人を牢獄で殺害させた父親。

Posted by ブクログ

2009/03/28

地下迷路での遺体発見というオープニングには惹きつけられたが、ページを繰るごとにテンションはスローダウン。前へ進んでるのか脇道に逸れてるのかよくわからないため、幾度となくイラっときた。一人称と三人称の使い分にも馴染めず、感嘆符の多い文章は性に合わなかった。 ミステリとしてはいたって...

地下迷路での遺体発見というオープニングには惹きつけられたが、ページを繰るごとにテンションはスローダウン。前へ進んでるのか脇道に逸れてるのかよくわからないため、幾度となくイラっときた。一人称と三人称の使い分にも馴染めず、感嘆符の多い文章は性に合わなかった。 ミステリとしてはいたって平凡。司法制度をストーリーに絡ませてはあるが、劇的な効果は感じられず、インパクトも弱い。解決へのプロセスはシンプルでストレート。読者はただ文章を追ってればいいのでお気楽である。その後に訪れるなんとも言えない虚脱感はなんだろう。ここの個人差は大きいと思う。いろんな意味で個性的な作家なので、ミステリのみに留まらないほうがいいかもしれない。……よけいなお世話だが。

Posted by ブクログ