1,800円以上の注文で送料無料

シェヘラザードの憂愁 アラビアン・ナイト後日譚
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

シェヘラザードの憂愁 アラビアン・ナイト後日譚

ナギーブマフフーズ【著】, 塙治夫【訳】

追加する に追加する

シェヘラザードの憂愁 アラビアン・ナイト後日譚

定価 ¥3,080

1,210 定価より1,870円(60%)おトク

獲得ポイント11P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

9/2(月)~9/7(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2009/02/07
JAN 9784309205120

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

9/2(月)~9/7(土)

シェヘラザードの憂愁

¥1,210

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/12/13

(2013.12.13読了)(2013.12.07購入) 副題「アラビアン・ナイト後日譚」 Eテレの100分de名著で「アラビアンナイト」が取り上げられたのですが、前嶋・池田訳ですでに読んでいるので、「アラビアン・ナイト後日譚」と副題がついているこの本を借りてきて読みました。 千...

(2013.12.13読了)(2013.12.07購入) 副題「アラビアン・ナイト後日譚」 Eテレの100分de名著で「アラビアンナイト」が取り上げられたのですが、前嶋・池田訳ですでに読んでいるので、「アラビアン・ナイト後日譚」と副題がついているこの本を借りてきて読みました。 千一夜が過ぎた後のスルタン・シャハリヤールの統治する都市の物語になっています。 シェヘラザードの父で宰相のダンダーンや妹のドゥンヤザードも登場します。 でも主役は、ジン族(妖霊)に属するイフリートに操られる街の人たちです。 千一夜物語の世界そのものですが、ストーリーは、千一夜物語より手が込んでいます。 どういうわけ海外文学は、人名がなかなかぴんと来ず、なかなか動きがつかめません。 とくにこの本は、次から次と別の人物が登場してくるのでなおさらです。 それでも、千一夜物語の奇想天外でどこかユーモアのただよう世界は十分味わうことができます。 「アラビアンナイト」をなんらかの形ですでに読んでいる方にお勧めです。 著者は1988年のノーベル文学賞受賞者です。エジプト人で、2006年に94歳で亡くなっています。 【目次】 《物語》の翌朝―新しい夜明けとスルタン陛下の決断 悩めるスルタン妃―シェヘラザード 神秘主義者シェイフの信条 シンドバードの決心―プリンス喫茶店 妖霊に操られたサナアーン・アルジャマーリー 呪われた警察長官―ジャマサ・アルブルティー 生まれ変わりの奇跡―荷担ぎのアブドッラー 夢の中の愛―ヌールッディンとドゥンヤザード 強欲な床屋ウジュルの野心 魔女の奸計―アニース・アルジャリース 墓から甦った美しき女奴隷―クート・アルクルーブ 犠牲にされた美青年―ほくろのアラディン 偽裁判で明かされた真実―二人のスルタン 隠れみのの帽子―悪魔の虜になった青年の転落 「ソロモンの指輪」の悪戯―靴直しのマアルーフ 冒険旅行から帰還したシンドバード 悲嘆者たち―スルタンの放浪と目覚め 訳者あとがき ●正しい信仰(341頁) 「お前が六つの障害を超えるまでは、正しい信仰者の域にたどりつかないことを知りなさい。第一に安楽の扉を閉じ、難儀の扉を開くこと、第二に栄誉の扉を閉じ、卑賤の扉を開くこと、第三に休息の扉を閉じ、努力の扉を開くこと、第四に眠りの扉を閉じ、目覚めの扉を開くこと、第五に富裕の扉を閉じ、貧乏の扉を開くこと、第六に希望の扉を閉じ、死の準備の扉を開くことだ」 ☆関連図書(既読) 「渡り鳥と秋」ナギーブ・マフフーズ著・青柳伸子訳、文芸社、2002.03.15 「アラビアン・ナイト(1)」前嶋信次訳、東洋文庫、1966.07.10 「アラビアン・ナイト(12)」前嶋信次訳、東洋文庫、1981.07.10 「アラビアン・ナイト(別巻)」前嶋信次訳、東洋文庫、1985.03.08 「アラビアン・ナイト(13)」池田修訳、東洋文庫、1985.09.10 「アラビアン・ナイト(18)」池田修訳、東洋文庫、1992.06.10 「アラビアン・ナイトの世界」前嶋信次著、平凡社ライブラリー、1995.09.15 「アラビアン・ナイト99の謎」矢島文夫著、サンポウブックス、1978.03.03 「アラビアンナイト」西尾哲夫著、NHK出版、2013.11.01 (2013年12月13日・記) 内容紹介(amazon) アラブ人作家として初めてノーベル文学賞を受賞した著者の晩年の代表的小説。『アラビアン・ナイト』が終わった翌日から始まる「続編」といえる作品。シンドバードやアラディンなども登場する奇想天外でファンタジックな物語。

Posted by ブクログ

2011/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アラビアンナイトの語り終わられた翌日から始める物語。アラビアの華麗で不可思議な雰囲気に浸って読むなら非常に面白い話だった。 訳が現代的で、歯切れ良いが、その雰囲気を壊さないので読みやすいと思う。 男たちが次々に主人公として交代する。 どれだけ語り手が変わろうとも、アッラーへの深い信仰と裏腹の人間くさい望みや欲求にはかわりはないのだと教えるような物語が繰り広げられる。 ただ、前話で善良だった者さえも、あっさりと罰されてしまったり、少し読者にはめまぐるしいかも。 アラビアンナイトをきちんと読み直してみたくなった。アラブの詩などは、本当に香り高い美しいものが多数ある。もっと日本でも紹介されないものだろうか。

Posted by ブクログ

2010/08/11

中東というかムスリム文化がすきで、とうぜん千夜一夜物語も大半をおもしろくよんで、ラシュディとかナイポールとかパムクとか好きで、しかも「まんが日本昔話」とか柳田国男の「遠野物語」とか民俗学的おとぎ話とか、石川淳の「おとしばなし」「諸国畸人伝」とかおもしろいと思い、民話、神話、奇談を...

中東というかムスリム文化がすきで、とうぜん千夜一夜物語も大半をおもしろくよんで、ラシュディとかナイポールとかパムクとか好きで、しかも「まんが日本昔話」とか柳田国男の「遠野物語」とか民俗学的おとぎ話とか、石川淳の「おとしばなし」「諸国畸人伝」とかおもしろいと思い、民話、神話、奇談を愛する、他文化アレルギーの少ない読書家に非常におすすめ!

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品