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2009/04/17

一人の裁判官が12人の女性に出し続けた79通のラブレターで綴られる、異色の小説。 主人公の独りよがりな、勝手な手紙の内容に吐き気を感じるほどだけど、この朔立木と言う作家の無限の可能性を考えると、途中で止めることが出来なかった。 「死亡推定時刻」では、ドキュメンタリータッチの小説に...

一人の裁判官が12人の女性に出し続けた79通のラブレターで綴られる、異色の小説。 主人公の独りよがりな、勝手な手紙の内容に吐き気を感じるほどだけど、この朔立木と言う作家の無限の可能性を考えると、途中で止めることが出来なかった。 「死亡推定時刻」では、ドキュメンタリータッチの小説に、現実と小説の世界の境界線が見えないほど。 続く、「深層」では深い人間の深層心理に涙、涙・・・ そして、この79通のラブレターをひたすら羅列するという、また違った手法で読ませる技巧。 今後、この作家がどんな形で、私たちに作品を提供してくれるのだろう?と思うと、ワクワクしてしまう。

Posted by ブクログ

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