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マイ・ビジネス・ノート 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/02/10 |
JAN | 9784167753528 |
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マイ・ビジネス・ノート
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マイ・ビジネス・ノート
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「マイ・ビジネス・ノート」とタイトルだけでは中身がわかりづらいが、グローバル化、社会システムの変遷、と変革の時代にある今を生き抜く思想本、といった内容である。経験やうまい喩を用いて論じられる本書は、読み物としてもかなり興味深い内容だった。 これまでの日本はいわゆる横並びで、組織...
「マイ・ビジネス・ノート」とタイトルだけでは中身がわかりづらいが、グローバル化、社会システムの変遷、と変革の時代にある今を生き抜く思想本、といった内容である。経験やうまい喩を用いて論じられる本書は、読み物としてもかなり興味深い内容だった。 これまでの日本はいわゆる横並びで、組織論や全体論を持って成長を遂げてきた社会である。しかし、今後の社会では、顧客側の視点を理解したり、複雑化する国際化を理解するための大局観が必要であったりと、従来のやり方では不足している。適応してゆくためには、結論すると、これらの変革を生き抜くためには、個々人の成長が必要不可欠であると論じられていた。 これが2005年代に書かれた書物だというのは驚愕に値する。今でこそ個人個人と叫ばれるようになったが、作者本人がここに至った事実と、当時の常識を照らし合わせると、いかに先を見据えた思想であるのかがわかるだろう。少し古い本なので多少喩に古臭さはあるが、根幹は十分すぎるほど通ずる内容である。私としてはあまり好まないジャンルであったが、今後はもっとあさって見ようかなと食指を動かされた一冊だった。 興味深い内容をいくつか抜粋。 〇顧客側の真の需要の理解 顕在化している需要は外目から見ても分かりやすいが、顧客が抱いている潜在的な需要、顧客自身も気づいていない需要といくつか種類分けできることを、氷山の例で示している。この顧客自身も知りえない欲求を解することが、より発展してゆくうえでのファクターとなりうる。 〇MVP論 物事を達成するには、M:ミッション、V:ヴィジョン、P:パッションというみっつの考えが必要であるとしている。とくに重要なのはMとPで、ヴィジョンは後から付けられるとしている。
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もともとは『ビジネス脳はどうつくるか』という書名が、文庫化に伴い『マイ・ビジネス・ノート』になったわけだけど、この本の骨頂は、ビジネスにどう向き合うかというこより、どういう心もちで生きていくべきかということを説いているのだと思う。 今北さん流では、M(ミッション)、V(ビジョン)...
もともとは『ビジネス脳はどうつくるか』という書名が、文庫化に伴い『マイ・ビジネス・ノート』になったわけだけど、この本の骨頂は、ビジネスにどう向き合うかというこより、どういう心もちで生きていくべきかということを説いているのだと思う。 今北さん流では、M(ミッション)、V(ビジョン)、P(パッション)としているが、それはビジネスに限らず、人生すべてに共通する姿勢だろう。そもそも、ビジネスとプライベートや恋愛とか家族との生活とかで姿勢が変わること自体、その人のMVPほんものではないというわけ。 ところで、書中では「左岸からの発想」とか、潜在需要のさらに奥にある「絶対需要(顧客が気がついていないが必要不可欠となり得るニーズ)」にアプローチすることが大切だと述べているのだけど、絶対需要の例に挙げているipodは好例なのだろうか。2006年の本だからipodが出ているけれど、その後のiphoneにせよ、必要不可欠だとは思わないし、それが顧客の気づかないニーズに訴求したというのも違う感じがする。それこそジョブスが自分のほしいものを創ったら、ほかの人もなびいたものだと思うので、ジョブスの場合、顧客を考えていたのではない気がするから。
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Yesterday is history. Tomorrow is mystery. Today is a gift. That's why it's called "the Present." -- Alice Morse Earl...
Yesterday is history. Tomorrow is mystery. Today is a gift. That's why it's called "the Present." -- Alice Morse Earle ・いつの時代にも「時代の特権」がある。今の日本における「時代の特権」とは、個人が活躍し得る時代である。 ・「個」を確立するためのMVP: 夢や目標がミッション(M)。そこに至るロードマップがビジョン(V)。それを実行するプロセスで燃やすパッション(P)。 ・サプライヤ・パラダイムからカスタマ・パラダイムへ。「絶対需要(顧客が気がついていないが必要不可欠となり得るニーズ)」を開拓するには、プロダクト・アウト(優れた技術に基づく商品とサービスの提供)からマーケット・イン(市場が求める商品とサービスの提供)への意識改革が必要。 ・グローバル化とは、「見えざる財」の国際化 ・自分の人生の裁量権は自分で持ちたい
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