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資本主義の農業的起源と経済学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 社会評論社 |
発売年月日 | 2009/01/30 |
JAN | 9784784508839 |
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資本主義の農業的起源と経済学
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かつての英国には、農業を中心とした資本主義が栄えた時代があり、実は英国では、それが常識的な見解でさえもある、と本書は指摘する。日本では、「資本主義は工業とともに成立した」という資本主義に対する経済学史家の予断があり、その常識を見落とさせてしまったという可能性を本書は指摘している。...
かつての英国には、農業を中心とした資本主義が栄えた時代があり、実は英国では、それが常識的な見解でさえもある、と本書は指摘する。日本では、「資本主義は工業とともに成立した」という資本主義に対する経済学史家の予断があり、その常識を見落とさせてしまったという可能性を本書は指摘している。 従来の日本の経済学者たちの抱いていた歴史観の歪曲を糾すという意義がそこにはあるが、しかしまた、それだけのことでは済まされない問題がそこにはある。 資本主義は、その内実を選ばない。最初は農業段階、次は工業段階(それは200年続いた)を経て、今、新しい内実をそこに内包しようとしているのかもしれないという可能性があることに気づかされる。 ここで主張されている経済モデルは、実は極めて現代的な新しいモデルを提案している。著者の道具立てだけではそれを広く研究者の間に伝えることは難しいのかもしれない。筆者はどうやら極めて遠慮深く慎重である。 次の世代の研究者たちが、その意義に気づき新しい簡明なフレームワークを提供するという時代がこないものだろうか?
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