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レッドムーン・ショック スプートニクと宇宙時代のはじまり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2009/01/28 |
JAN | 9784140813348 |
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レッドムーン・ショック
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
文句なく面白い。 魅力的かつ個性的な登場人物と、無名の国民たちが 壮絶なうねりをもって宇宙時代に突入してゆく流れが ドラマチックに描かれる。 特にスプートニク発射の描写と それに続くアメリカの大混乱の詳細な解説。 そしてアメリカ海軍と陸軍の争いの中で ジュピターCが成功を納める...
文句なく面白い。 魅力的かつ個性的な登場人物と、無名の国民たちが 壮絶なうねりをもって宇宙時代に突入してゆく流れが ドラマチックに描かれる。 特にスプートニク発射の描写と それに続くアメリカの大混乱の詳細な解説。 そしてアメリカ海軍と陸軍の争いの中で ジュピターCが成功を納めるまでの後半の展開は 実にスリリングで一気に読み込めた。 分厚い本ではあるがハマればすんなり入り込める良書。 たくさんの人に読んでほしい。
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初めて知った「スプートニク・ショック」宇宙時代の幕開け。巨額の予算と、科学者や作業員を注ぎ込んで成し遂げられたのに、その意味が理解できていたのは、一部の科学者たちだけとは・・・多くの資料や証言をもとに、米ソ交互にそれぞれの立場や実情が描かれるので、読んでいて息を呑む。鉄の壁の向こ...
初めて知った「スプートニク・ショック」宇宙時代の幕開け。巨額の予算と、科学者や作業員を注ぎ込んで成し遂げられたのに、その意味が理解できていたのは、一部の科学者たちだけとは・・・多くの資料や証言をもとに、米ソ交互にそれぞれの立場や実情が描かれるので、読んでいて息を呑む。鉄の壁の向こう側の話は、いままであまり聞くことのできなかったものだと思うので、スパイ映画か小説のようにおもしろい。いや、おもしろいなんて、みな文字通り必死なのだから、簡単に言えないことだけど。
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トム・ロブ・スミス著「グラーグ57」とスターリン体制からフルシチョフ政権への激動の時代つながり東西冷戦時代のスプートニクの衝撃は第二次大戦直後からはじまっていることがよくわかります。アメリカとロシアによるドイツロケット科学者の争奪戦、まさに秘密工場とされたV2ミサイル工場からのミ...
トム・ロブ・スミス著「グラーグ57」とスターリン体制からフルシチョフ政権への激動の時代つながり東西冷戦時代のスプートニクの衝撃は第二次大戦直後からはじまっていることがよくわかります。アメリカとロシアによるドイツロケット科学者の争奪戦、まさに秘密工場とされたV2ミサイル工場からのミサイルの奪取。スパイ映画を超える物語。ソ連崩壊後でなくては明かさなかった情報が多く、宇宙開発そのものが多くの血の犠牲の上になりたっている事実に背筋が凍ってしまいます。ドイツではヒトラーの時代を生き延びようと、フォン・ブラウンら科学者はナチとして生き延び、レーニン体制下のソ連では失敗すれば本当に命を奪われてしまう粛清(僕なんかは、あっというまに粛清対象だな。失神)から逃れようとコロリョフらは必死で開発を続けます。燃料を抜き取らないで修理を命令され、修理中に爆発、112人死亡等、いったい何人の科学者が死んでいったのか・・・仕事がなくなるどころか命がなくなるのだものなぁ。絶対絶命の窮地に立たされた科学者らの命がけの脱出劇として読めてしまうから恐ろしい。ここまではミサイル戦争時代の話ですが、宇宙ステーション時代のソユーズ開発でも裏事情がいろいろあるのだろうな。
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