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護られし者(3) 攻勢 ハヤカワ文庫FT
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2009/01/25 |
JAN | 9784150204877 |
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護られし者(3)
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まず、1、2巻を通して操立てしていたリーシャが3巻早々、盗賊に奪われるというのがとてもいただけない。しかも一番野蛮な貶められ方で、だ。それはリーシャに深く感情移入していた私にはもの凄い衝撃で、しばらく立ち直れなかった。ロジャーは年若いせいもあって全く頼りにならない。 作者は三人が集結する為に主人公達から一番大事なものを奪う必要があったのだろうか。ただでさえ、希望の少ない世界に生きてる彼らをどん底に突き落とし、立ち直れないくらい叩きのめす。いや、寧ろ自分のキャラにそこまで容赦ないのも素晴らしいが。 もし、三人が出会う為に盗賊との一件を組み込んだというなら準備不足だと思う。必要不可欠なエピソードという気がまるでしない。 そして、アーレンの変わり様。 すっぽんぽんで戦う全身刺青の男なんてヒーローじゃなくて変人だし、最早人間離れしてしまって共感しにくい。 ただ、作者の、男の子らしさ、女の子らしさの書き分けはとても上手だなと思う。アーレンの幼少期の頑固で無鉄砲で、それでも母親をとても慕っていた所、本の虫で恋愛に疎かった所、リーシャのこれまた頑固で真っ直ぐ、納得いくまで翻らない所や、大きくなって異性の求愛を軽い冗談で受け流す所や、男を上手く丸め込んで口の端で笑みを浮かべている所なんか。ゲアードがきこり仲間に自慢したほら話だって、男の子の気持ちになれば、まぁ、分からなくもない。 とにかくどのキャラクターも個性立っているし、最後の戦いも確かに疾走感があって良かった。アーレンとリーシャも当初の予想は裏切られたが、お互い惹かれあっているようだし。 しかし、これで最終巻としているのがとても困る。全然終わってないじゃないか!! そうするとあれだな、続きはオリジナル英語版を自分で読み解けという事か、、、。 辞書片手に、やってみたくなくもないけど〜、消化不良だ…。
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意外に最後は戦術ものになったけれど、 最初からそういう構成のほうがよかったんじゃないか。 護符とか、紋章術とか、そういうパズル仕立ての方が燃えるかも。 翻訳続巻の情報がないので、あんまり売れなかったのかな。 種族反映ネタはきらいじゃないんだけれど。
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あーおもしろかった!! こんなに夢中になって一気読みしたのは、ずいぶん久しぶりな気がする。 本書のことはもちろん、著者の名前すら知らなかったというのに、ふと手に取った本にこれだけ引き込まれるとは、なんて幸運、なんてすばらしいんだといろいろ感謝してしまった。図書館とか神様とか出版社...
あーおもしろかった!! こんなに夢中になって一気読みしたのは、ずいぶん久しぶりな気がする。 本書のことはもちろん、著者の名前すら知らなかったというのに、ふと手に取った本にこれだけ引き込まれるとは、なんて幸運、なんてすばらしいんだといろいろ感謝してしまった。図書館とか神様とか出版社とか、あともちろん著者にも。 それぞれ別々の道を歩んでいると思われた三人の若者たちが、3巻でやっと邂逅して結びついていくところはぞくぞくした。 主役の中の主役らしいアーレンの変貌には驚いたけれど、最後にはちゃんとおさまってて、あーほんと良かったねアーレンと思わずにいられない。 3巻までと思って読んでいたら、最後の最後で思わせぶりに出てきた人が。次はこの人が主役って、えーこいつって、えー…… また楽しみが増えてしまった。 図書館の本って、初版が多いと思う。 なので、カバーの折り返しなんかにある作品集も最低限のもので、著者の他の作品が読みたいと思うとすぐに解らなかったりするんだよねえ。 ネットで調べたら続きの情報もわかると思うんだけれども、楽しみすぎて、まだ知りたくないような気も……
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