1,800円以上の注文で送料無料

サラエボのチェリスト
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1222-01-02

サラエボのチェリスト

スティーヴンギャロウェイ【著】, 佐々木信雄【訳】

追加する に追加する

サラエボのチェリスト

定価 ¥1,980

1,375 定価より605円(30%)おトク

獲得ポイント12P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ランダムハウス講談社
発売年月日 2009/01/21
JAN 9784270004654

サラエボのチェリスト

¥1,375

商品レビュー

4.2

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/06/15

世界で大絶賛されたとある。でも我が評価は星3つ弱。第二部120ページで中断。  100ページを超えて読んでも本の中に入れなかった。戦禍にあるというのにもう一つ緊迫感がない。最初に「これはフィクションである」と断られている。  ノンフィクションだと思っていたのでそこで最初にがっかり...

世界で大絶賛されたとある。でも我が評価は星3つ弱。第二部120ページで中断。  100ページを超えて読んでも本の中に入れなかった。戦禍にあるというのにもう一つ緊迫感がない。最初に「これはフィクションである」と断られている。  ノンフィクションだと思っていたのでそこで最初にがっかり。事実をもとにしたフィクションとも帯にあるけど、それでも物語が、こういってはなんだけど、つまらない。タイトルのチェリストの姿が思ったほど描かれてこない。  やり過ぎてはいけないけど、フィクションなら読者に読ませるための脚色はあるというか必要で、それでこそ読者に伝わることもあるし、それでこそ小説家である。何より読ませなくてはならないのでは?(自分の読書力の無さ故を差し置いての失礼をお許しを)  気を取り直して読もうとしたけれど、やっぱり駄目だった。何のかんのといっても要するに文体とストーリーが自分の性に合わなかったのだろう。  ノンフィクションドキュメントで登場人物もすべて実在で、その証言から書かれたというのなら最後まで読み続けたと思う。

Posted by ブクログ

2022/05/10

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中に,セルビア側勢力に包囲されたサラエボが舞台. 爆撃によって死んだ22名を弔うために,チェリストが22日の間,毎日同じ時間にチェロを演奏する.これがタイトルの由来だが,チェリストは狂言回しで,主役はスナイパー,パン工場の労働者,家族のために水汲みに行...

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中に,セルビア側勢力に包囲されたサラエボが舞台. 爆撃によって死んだ22名を弔うために,チェリストが22日の間,毎日同じ時間にチェロを演奏する.これがタイトルの由来だが,チェリストは狂言回しで,主役はスナイパー,パン工場の労働者,家族のために水汲みに行く男性の3名で,彼らの極限下での生活,心の葛藤が描かれる. 実話をもとにしたフィクションらしいが,オチはない.希望もない.紛争も終わっていない中で,3名の物語も終わらないまま読了. ウクライナで戦争が進行中の今,色々と考えさせられながら読んだ.

Posted by ブクログ

2021/08/21

『プリズン・ブック・クラブ』で紹介され、そこでの評価が高めだったため読んだ本書。 ボスニア紛争中のサラエボ、「そこが狙撃される可能性がありますよ、というのは、太陽が東から登りますよというのと同じ」、という、極限の状況。 スナイパー、パン工場の職員、家族持ちの父親という3人の視...

『プリズン・ブック・クラブ』で紹介され、そこでの評価が高めだったため読んだ本書。 ボスニア紛争中のサラエボ、「そこが狙撃される可能性がありますよ、というのは、太陽が東から登りますよというのと同じ」、という、極限の状況。 スナイパー、パン工場の職員、家族持ちの父親という3人の視点を通じ、当時のサラエボの状況が描写される。 涙ちょちょ切れ、泣きながら一気に読みました、状態かと思いきや、読み進めるのが結構しんどかった。多分、街の描写に巧みさがなく、人々の悲惨な状況に実感を伴うことが難しかったことが原因だと思われる。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す