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不干斎ハビアン 神も仏も棄てた宗教者 新潮選書
定価 ¥1,320
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/01/25 |
JAN | 9784106036286 |
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不干斎ハビアン
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不干斎ハビアン
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
釈先生のご著書とはいえ、「不干斎ハビアン?誰?」みたいな感じで、読むこともないような気がしていたが、「高橋源一郎の飛ぶ教室」で取り上げられたので、読むことにする。 やはり私にはなかなか難しかったが、とても興味深い人であった。とても頭のいい人なのに(だからか)禅僧からイエズス会の修...
釈先生のご著書とはいえ、「不干斎ハビアン?誰?」みたいな感じで、読むこともないような気がしていたが、「高橋源一郎の飛ぶ教室」で取り上げられたので、読むことにする。 やはり私にはなかなか難しかったが、とても興味深い人であった。とても頭のいい人なのに(だからか)禅僧からイエズス会の修道士へ、そして駆け落ち、棄教って、それだけでも面白い。そして仏教、神道、儒教、キリスト教をぶった斬る!なんか宗教者なのにものすごく人間くさい。 学術論文ではないので、釈先生ご自身のハビアンに対する個人的な思い(ハビアンを追体験して、ハビアンの見た最後の地平を見てみたい)がしっかり感じられて面白かった。 わからないところにあまり拘らず、ガシガシと読み進めた。どこまで理解できたかと言うと全く心もとない。 その上こんなことを書くのはアホ丸出しだが、カバーの釈先生のお写真が今のイメージと全く違っていて、読む前からびっくりした。 図書館で借りた初版だからか。写真は今もこのままだろうか。鋭さ、怖さが隠されていない25年前の釈先生。
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妙貞問答や破提宇子を読み解きつつ、ハビアンの人生を辿りつつ、ハビアンが見たものは何かを探ろうとする。 山本七平の言うような単純な日本教の元祖であるというよりも、現代のスピリチュアリズムにつながるような近代人だったという結論。両書を合わせてハビアンを世界初の本格的比較宗教論者とする...
妙貞問答や破提宇子を読み解きつつ、ハビアンの人生を辿りつつ、ハビアンが見たものは何かを探ろうとする。 山本七平の言うような単純な日本教の元祖であるというよりも、現代のスピリチュアリズムにつながるような近代人だったという結論。両書を合わせてハビアンを世界初の本格的比較宗教論者とする。
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発掘されるハビアン 『妙貞問答』が語るもの ハビアンの比較宗教論 林羅山との対決、そして棄教 『破提宇子』の力 ハビアンと現代スピリチュアル・ムーブメント ハビアンの見た地平 著者:釈徹宗(1961-、大阪府)
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