最新版 よくわかるコレステロール・中性脂肪を下げる基本の食事 主婦の友新実用BOOKS

石川俊次, 忍田聡子【監修】, 主婦の友社【編】

• 販売会社／発売会社: 主婦の友社
• 発売年月日: 2009/01/17
• JAN: 9784072646151

商品レビュー

2013/08/18

コレステロールと中性脂肪の本は、比較的レシピの紹介が多いのだが、この本は、栄養やコレステロールや中性脂肪の基本の説明から始まり、全体の半分弱のページを理論の説明に使い、後半をレシピの紹介をしている。

その意味では、生成の理屈や減らすための工夫の仕組みがわかりやすい本だと思う。

2009/08/24

　必要に迫られて読んだ。昨年の健康診断で、LDLコレステロール値が高いという結果が出たからだ。念のため、頸部エコーも行なったが、やはり血管の分岐点にプラークがあった。これがもっとひどくなると血栓ができて、脳梗塞や心筋梗塞の原因になるとの医者の説明。薬のお蔭もあって、現在は基準値内に治まり、プラークも消えたが、食事にも注意を払わなければいけないことを痛感した。本書は、私のようなタイプの問題点と対策を、非常にわかり易く解説している。対策は、食生活の改善が主である。読んで驚いたのは、思っていた以上に少ない、「食事の適量」である。身長175?の人を例にとると、標準体重は67.4?で、1日の適正エネルギー摂取量は1685〜2022kcal。摂取量に幅があるのは、デスクワークのように体を動かさない人から、重い肉体労働をする人までいるから。すると、私の場合は1600kcalということになる。これが、相当少ない。ご飯だと、1回の食事でわずか150gだ。食パンだったら、１枚半（6枚切り）だ。主菜が肉なら60g。白身魚で80g。本当に少ない。哀しくなるが、これまでの自分の摂生できているという思い込みが間違っていたとわかり、良かったのかもしれない。それから、運動療法も欠かせない。ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどなど、毎日30〜60分。こちらも、今のところなんとかクリアしているが、けっこう辛い。健康に生きるって、大変だ！