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北前船始末 緒方洪庵浪華の事件帳 双葉文庫
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北前船始末 緒方洪庵浪華の事件帳 双葉文庫

築山桂【著】

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北前船始末 緒方洪庵浪華の事件帳 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2009/01/18
JAN 9784575663662

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商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

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2025/02/07

実写化もされた人気シリーズなんだけど、 どうも、緒方章のキャラに時折、イライラさせられる。 ず~っと、もっとシャキッとしてほしいという望みだけで 終わりまできてしまった。 在天別流の男たちのキャラが強すぎて、かっこよすぎて、 章の活躍がおぼろに霞んでしまう。 大阪という町や...

実写化もされた人気シリーズなんだけど、 どうも、緒方章のキャラに時折、イライラさせられる。 ず~っと、もっとシャキッとしてほしいという望みだけで 終わりまできてしまった。 在天別流の男たちのキャラが強すぎて、かっこよすぎて、 章の活躍がおぼろに霞んでしまう。 大阪という町や民を守る使命を全うしようとする左近と、 医師の道をひた走る章だから、この先も交わることは なさそうなんだが。なにせ、章は後の洪庵だから。 種痘がからむ抜け荷、悪徳商人らの悪だくみ、それを 相手にする左近たちの立ち回りのほうが、 強い印象を残した。

Posted by ブクログ

2022/05/18

前作の『禁書売り』にて「やっぱ好きやねん大阪」の押し売りみたいな感想を書いたが、ドラマだけでは得られなかったものもちゃんとある。 事件の概要、左近の一族がそれだ。 誰が&何のために事件を引き起こしたのか、被害者はどんな不利益を被った(被る)のかを放送時イマイチ理解してい...

前作の『禁書売り』にて「やっぱ好きやねん大阪」の押し売りみたいな感想を書いたが、ドラマだけでは得られなかったものもちゃんとある。 事件の概要、左近の一族がそれだ。 誰が&何のために事件を引き起こしたのか、被害者はどんな不利益を被った(被る)のかを放送時イマイチ理解していなかった。原作ではそれを丁寧に辿り、読者が抱くであろう疑問を主人公 章が代弁&後々クリアにしてくれている。 左近の一族も「表向きは芸能集団なのかな?」程度にしか見ておらず、どのくらい特異な集団なのか絶対理解が及んでいなかったと思う。原作では一族に限らず彼女の出自にも踏み込んでおり、おかげで色々と腑に落ちていった。 自分の場合、続編に至るまでは前作から間を空けてしまいがちになるが、本シリーズに限ってはすぐに戻ってきた。と言うより戻ってきたかった。 前作よりも(何かと)複雑化していく事件の数々。力が及ばず苦い顔を見せるようになった左近。徒弟仲間を見送りながら、大坂を発つ決心を固めていく章。より本気でお互いの身を案じるようになった2人。 無論変化はそこかしこに見られたが、左近の一族同様お上には屈しない大坂の街や温かいなにわ言葉等、嬉しい不変もあった。 "Underrated"(過小評価された/良さがあまり理解されていない)のワードがふと浮かんだ。普段なかなか使う機会のない言葉で、良い作品に出会う事があっても既に名作として殿堂入り、つまり周知されていることが多い。 本シリーズは過去NHK時代劇として放送されてはいるがもっと知られても良い作品だし、何なら更に続編が出て欲しいくらい。 (自分もかなりお世話になった)大阪に肩入れしている部分もあるが、そのくらい深い感動が胸いっぱいに沁み渡った。 著者が続編を出さないのは、その行為自体が無理やりと言うか野暮ったいというのもあるだろう。月並みな見解になるが、後日談は読者の想像に託したいと、ここで話をストップさせたのかも。 恋人への想いを最後まで断ち切れずにいた耕介は元気に、幸せでやっているか。(序盤のこのエピソードは、暫く呆然としちゃうほど心苦しかった…)「洪庵」と名を改めた章は左近と再会できたのか。そして…… ほぼ自分達の力で切り盛りしてきたかの街に行けば、良い想像を生み出してくれるのかもしれない。うん、やっぱ好きやわ大阪。

Posted by ブクログ

2020/02/02

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2009/01/post-be64.html

Posted by ブクログ