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画商の「眼」力 真贋をいかにして見抜くのか
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画商の「眼」力 真贋をいかにして見抜くのか

長谷川徳七【著】

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画商の「眼」力 真贋をいかにして見抜くのか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/01/09
JAN 9784062149525

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商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2015/11/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

 画廊を経営する画商である作者が、半生を語りながら画商という商売の中身や本物の絵とは何か、絵の真贋の見極めについて語る本。絵が好きな人向けだが、美術館で見るのが好きで絵を買おうとしたことがない人には理解し難いように思えた。  出だしの半生の紹介が冗長で、面白いのは後半から。どうしてもこの手の本だと語り手が己の半生を順序良く語って、その中でテーマにについて振れようとするが、その作者の元からのファンでなければ半生から始められても退屈に思えるのでは。  前半は藤田嗣治の半生について語るページが多く、藤田嗣治の絵が好きなので興味深く読めた。  後半から本のタイトルでもある真贋の見極めについてとなるが、その部分は面白かった。結論としては、見極めの根拠となるのはその画家の本物に触れてきた経験、その画家の半生や作風の変遷などへの知識や資料となるように思う。絵の真贋の判定ができるのは、その絵を見て来た経験や知識に基づくものだから、鑑定する人が誰の作品でもできるわけではないなどの仕組みが分かった。

Posted by ブクログ

2015/07/13

本物の絵画には魂がこもっている。本当にそうだと思う。画商になりたいわけでも、絵画を買うわけでもないが熱意を感じ取れる人間になりたいと思った

Posted by ブクログ

2014/01/04

笠間日動美術館にて購入。 日動画廊創立者の息子、長谷川徳七氏の著作である。 判り易い言葉で画商の立場から絵画や作家について記しており、とても面白く読めた。 贋作の見破り方に関して、兎に角理屈ではないといった趣旨のことを語っているが、本当にセンス勝負なんだなと思う。 理屈で説明出来...

笠間日動美術館にて購入。 日動画廊創立者の息子、長谷川徳七氏の著作である。 判り易い言葉で画商の立場から絵画や作家について記しており、とても面白く読めた。 贋作の見破り方に関して、兎に角理屈ではないといった趣旨のことを語っているが、本当にセンス勝負なんだなと思う。 理屈で説明出来ない経験則やセンスで測らねばならないことが確かに有ることは私も感じる時が有る。 作家の私生活のエピソードも多く、作品だけではなく作家の人間性も重視されている人なのだなと思った。 また、所謂作家とは異なる視点で絵画を見ているのが新鮮だった。

Posted by ブクログ

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