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父ゲバラとともに、勝利の日まで アレイダ・ゲバラの2週間
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 同時代社 |
発売年月日 | 2009/01/05 |
JAN | 9784886836366 |
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父ゲバラとともに、勝利の日まで
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
チェ・ゲバラについてというよりは、キューバとはどういう国なのか、キューバから見た日本とはどういう国なのか、といったことが、チェ・ゲバラの娘さんの視点で述べられている。 ・キューバは社会主義を望んで選択している ・アメリカによる経済封鎖は、キューバの権利を奪うものである ・異なる...
チェ・ゲバラについてというよりは、キューバとはどういう国なのか、キューバから見た日本とはどういう国なのか、といったことが、チェ・ゲバラの娘さんの視点で述べられている。 ・キューバは社会主義を望んで選択している ・アメリカによる経済封鎖は、キューバの権利を奪うものである ・異なるもの同士が理解しあうためには、互いをよく知る(情報を得る)必要がある これは国に限らず、個人の問題にも応用できることだ。また、日本という国を、そして自分自身を客観的に見ることが必要だと思った。
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2年前、ゲバラの娘アレイダさんを日本に招聘した時の様子をまとめたものだ。2年前、そういえばゲバラの映画が2本連続上映され、僕も前篇だけ観に行ったが、その時にその娘さんが日本に来られていたとは知らなかった。恥ずかしながら、当時、ゲバラやキューバを始めとするラテンアメリカの知識など皆...
2年前、ゲバラの娘アレイダさんを日本に招聘した時の様子をまとめたものだ。2年前、そういえばゲバラの映画が2本連続上映され、僕も前篇だけ観に行ったが、その時にその娘さんが日本に来られていたとは知らなかった。恥ずかしながら、当時、ゲバラやキューバを始めとするラテンアメリカの知識など皆無に等ししかったし、今もそう変わらない。今回、この本を読むきっかけとなったのは、松元ヒロさんのライブの中で、この本の紹介があったからだ。 キューバは教育費と医療費は無料だ。住民168人に対して1人の医師がいて、その他に34000人の医師がベネズエラ、4000人の医師がボリビア、そして20000人の医師が世界各国に派遣されているらしい。キューバ今後も医師を増やしていこうとしている。日本とえらい違いだ。 その根本には「人間にとって重要なことは社会に役立つ人間であるということ。」という考えがキューバの人たちにしみ込んでいるからだ。また、国の富をささえるのは労働者たちだと。その労働者を大切にするために医療を充実させているのだと。 キューバは社会主義の国で独裁者がいて怖い国だというイメージはアメリカ合衆国(アメリカとアメリカ合衆国は違うので一緒にしないでください、私たちキューバ人もアメリカに住んでいますとアレイダさんはいう)、が植えつけたもので、合衆国は、資本主義ではない国が発展することに脅威を感じて、イメージの操作をしたり、経済封鎖をしているのだとアレイダさんは言う。 日本も資本主義というより、拝金主義、数字がすべてだという価値観をはやく払拭していかないと、さらに格差は広がり続けて、国の崩壊にも繋がりかねないと思う。理想がある国は美しい。その理想が国民に浸透しているキューバって素晴らしい。日本にも理想はあるけれども、国民に浸透していないばかりか、それを捨てて現実に合わせようとしている。目先の利益だけのために。 こんな話もあった。キューバのGNPは低いけれども、GNHは高いと。そのHとは、「Happiness」。 「音楽と笑い。このふたつがあってこその人生なのです。そして私たちキューバ人には、他に何はなくとも、歌い、踊り、笑い、愛する時間はあるのです。」
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