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ユダヤ教・キリスト教・イスラームは共存できるか 一神教世界の現在 明石ライブラリー
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ユダヤ教・キリスト教・イスラームは共存できるか 一神教世界の現在 明石ライブラリー

森孝一【編】, 同志社大学一神教学際研究センター【企画】

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ユダヤ教・キリスト教・イスラームは共存できるか 一神教世界の現在 明石ライブラリー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2008/12/25
JAN 9784750329031

ユダヤ教・キリスト教・イスラームは共存できるか

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2013/08/16

同志社神学部の先生方を中心としたグループによる共著。3つの宗教が兄弟宗教として存在し、かつては友好的な関係であった?!また逆に、イスラームが近代科学に対してはかつては反キリスト教として共鳴し支持する立場にあったということは、イスラーム自身も科学との問題を本来抱えていたはずであり、...

同志社神学部の先生方を中心としたグループによる共著。3つの宗教が兄弟宗教として存在し、かつては友好的な関係であった?!また逆に、イスラームが近代科学に対してはかつては反キリスト教として共鳴し支持する立場にあったということは、イスラーム自身も科学との問題を本来抱えていたはずであり、その辺りがなんとも興味深いところです。同志社の神学部にはイスラームの教師が3人、ユダヤ教の教師もおり、うち2人はイスラーム教徒だというのは驚きでした。この3つの宗教の対話を探るという論集ですが、そのことはどうかと思います。米国の原理主義的なキリスト教についての説明は大変面白く読みました。聖書を字義通り解釈する人の割合、進化論を支持する人の割合など、この論者のインテリジェンス・デザイン論に対する説明も説得力がありました。

Posted by ブクログ

2010/11/17

宗教間対立の問題は、一神教同士において顕著に見られる現象である。本書では、EU各国、トルコやインドネシアの地域において、何がその共存を妨げているのか現状を丁寧に報告している。そしてユダヤ教、キリスト教、イスラームの研究者の「共存に向けての考察」が紹介されている。 読後感としては...

宗教間対立の問題は、一神教同士において顕著に見られる現象である。本書では、EU各国、トルコやインドネシアの地域において、何がその共存を妨げているのか現状を丁寧に報告している。そしてユダヤ教、キリスト教、イスラームの研究者の「共存に向けての考察」が紹介されている。 読後感としては(私も一神教研究者ですが)、「共存に向けての考察」は研究者としてはわからなくもないのですが、信徒というものは「共存できない」理由というのもあるのかも・・・などと不審にも思った次第。 ただ……高いよね。内容の割には。

Posted by ブクログ

2010/07/19

[ 内容 ] 第1部では、トルコ、EUの他に、インドネシア、フランス、アメリカ、南アフリカにおける一神教において、「何が共存を妨げているのか」についての事例が紹介されている。 第2部と第3部は、ユダヤ教、キリスト教、イスラームにそれぞれ深くコミットしている研究者による、各一神教に...

[ 内容 ] 第1部では、トルコ、EUの他に、インドネシア、フランス、アメリカ、南アフリカにおける一神教において、「何が共存を妨げているのか」についての事例が紹介されている。 第2部と第3部は、ユダヤ教、キリスト教、イスラームにそれぞれ深くコミットしている研究者による、各一神教において「共存を妨げているもの」についての分析と、それを踏まえての「共存に向けての考察」。 [ 目次 ] 1 世界で何が起こっているか(ムスリム社会における世俗主義の不寛容―トルコのスカーフ問題から考える;ヨーロッパの統合とイスラーム―境界領域としてのトルコが直面する諸課題;イスラームと西欧近代科学とは共存可能か―進化論を中心として;「テロリスト」の来歴―インドネシアにおける武装闘争派の思想と行動;フランス共和国を棄てるユダヤ人たち―フランス発、新しい「アリヤー」の動向;アメリカの原理主義における聖書理解―「聖書の無謬性」という主張;アパルトヘイト廃止後の南アフリカと宗教的原理主義―多元主義的国家における真正性の欲求) 2 各宗教に見る共存の可能性(イスラームの理性主義と他者との共存―思想史の課題を考える;イスラームにおける共存を妨げるもの―カリフ制、「イスラームの家」の再興による共存の実現を目指して;ハンチントンの『文明の衝突』を読む―ユダヤ学と文明論の間で考える「共存」を妨げるもの;生命、生態学、神学―神・人・宇宙的タオのエキュメニズムに向けて) 3 他宗教との共存に向けて(二十一世紀のイスラームとキリスト教―対立か共存か;「キリスト教世界」において何が共存を妨げてきたのか― 「宗教の神学」の現状と課題;現代世界における文化的共生と宗教の役割―イスラームの視点から) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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