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これから情報・通信市場で何が起こるのか(2009年版) IT市場ナビゲーター
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2008/12/20 |
JAN | 9784492501917 |
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これから情報・通信市場で何が起こるのか(2009年版)
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これから情報・通信市場で何が起こるのか(2009年版)
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
野村総研から毎年出版される「これから情報・通信市場で何が起こるのか - IT市場ナビゲーター」の2009年度版です。調査分析に安定感があり、例年通りよくまとまっています。帯には、「業界関係者、事業戦略立案担当者 必読」とありますが、あながち大げさではないかもしれません。 第1...
野村総研から毎年出版される「これから情報・通信市場で何が起こるのか - IT市場ナビゲーター」の2009年度版です。調査分析に安定感があり、例年通りよくまとまっています。帯には、「業界関係者、事業戦略立案担当者 必読」とありますが、あながち大げさではないかもしれません。 第1章が「これから情報・通信市場で何が起こるのか」という本のタイトルと同じ章題が付けられていて、ここでその年の重要事項と想定するものを挙げて解説しています。今年は、民間放送局、携帯電話のオープン化、消費者保護、ID/個人情報、ネット有害情報、電子マネー市場、SaaS、メディアコンテンツ産業の再編、が取り上げられており、それぞれの内容含めてなるほどと思わせるリストです。特に非接触型電子カード(NFC)の世界戦略は初耳のところも多かったのですが、またガラパゴスになる可能性があると懸念が膨らみます。メディア・コンテンツ産業の再編の分析で導入されている"デジタルネイティブ世代"という観念も抑えておくべきかもしれません。 第2章以降は、「ネットビジネス市場」、「モバイル市場」、「ブロードバンド市場」、「放送メディア市場」、「ハード市場」に分類した各市場ごとに調査分析がまとめられています。市場の分類としても適切かと思います。NGNについては、少し冷めた見方をしているようで、まだ対応エリアも認知度も低い、とし、消費者向けには従来のものと比較して利用するメリットに乏しく、法人向けで徐々に浸透していくのではないかという見解を示しています。現状の分析としては、それが正しいのかもしれません。 毎年のことですた、海外市場動向についてもTopicsとしていくつかまとめられており、参考になります。 また読んでいて気が付いたのですが、カウント方法にもよると思うのですが、2008年度にデータセンターの市場規模が法人向けの通信サービス(IP-VPN等)の市場規模を初めて上回っていたんですね。2008年度はブロードバンドサービスでFTTHがADSLの加入者数を逆転したり、携帯電話発の通話分数が固定発の通話分数を逆転したりといったひとつの節目の年でもあったのですが、法人向けでもひとつの象徴的な逆転が起きていたと言えるのかもしれません。 なお、本書で多くの箇所で取り上げられている「情報通信サービスに関するアンケート調査」は、最初に断り書きがありますが、その母集団がインターネットユーザー(かつこういうオンラインアンケートに回答するタイプのユーザー)ですので、世代間比較やサービス間比較、年経ベースの比較では問題ないかと思いますが、パーセンテージの絶対数を信じるとずれが出る可能性があるので注意が必要です。 また何度か読み返すことになるかもしれませんね。
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世の中のトレンドをざっくり知るにはバランスが取れた本。 IT業界に従事している人なら読んでおくべき。 それかIT業界がぜんぜん分からない人にも業界を知るという意味ではありかも。
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定番ものですが改めて読むと以外な発見。 自分の知識の空白地帯の再確認だったり虫の視点での理解しかしてなかったことが全体のトリの視点で理解できるので頭の整理にはいい。 これに限らず白書系は定期的に読むようにする。
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