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マドンナの素顔
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マドンナの素顔

クリストファーチコーネ, ウェンディリー【著】, 長澤あかね【訳】

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マドンナの素顔

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ぶんか社
発売年月日 2008/12/20
JAN 9784821142187

マドンナの素顔

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商品レビュー

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2012/06/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

執筆は、実弟と英国有名ジャーナリストの共著。 大抵の場合、この手の本は中身が無く、時間のムダだったと後悔することが 多いのだが、パラリとめくった感じでも479ページに渡り文字がびっしりと 並び、実際、内容も濃く、読み応えがあった。 しかも、なかなか読ませる内容だった為、数時間で一気に読んでしまった。 幼少期から現在に至るまで(結婚中もツアー中も)共に過ごしてきた 47年間のマドンナと弟の主に信頼関係が軸として描かれている。 最初は伝記風に読み進めていたのだが、中盤からラストに掛けては、 彼や周囲の超有名人達も含めての暴露本と化していく。 ファンでなければ、どうでもよいマドンナの言動、振る舞いを 手に取るように感じ取り複雑な思いに囚われる。 基本的に、一方通行の話というものは信用しないことにしているが、 話を少なめに見ても、弟のやりきれない訴えは、それはそれで胸に刺さる。 一方で、フアンなりに彼女の立場も慮る私は、 彼女が常に尋常でないプレッシャーの中に身をおいていることや、 既に物心ついた年齢で母を亡くした(弟はまだ3歳だった) 心の傷などが彼女の生き方に大きく影響しているように思う。 意外な新発見もあった。 ひとつは、コンサート前に舞台袖でガタガタ震えていたり、 グラミー賞授与式でマイクを持つ手が小刻みに震えていたり、 常に自信に満ち溢れている彼女の意外すぎる側面。 また、長年貫いているストイックな習慣を曲げて、 パブでビールを飲むくだりは、夫に認めて貰うことに必死な彼女の 意外な一面だった。 夜11時の就寝のために10時半にはパーティーを抜け出したり、 毎日のランニングの習慣や、ドラッグを毛嫌いする姿勢は、 ストイックな彼女の意思の強さを再確認できて嬉しかった。 それにしても、表紙のマドンナの顔の怖いこと怖いこと。 この写真のチョイスは弟の憎悪がにじみ出ていて、怖すぎる。

Posted by ブクログ

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