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失恋ショコラティエ(1) フラワーCアルファ フラワーズ

水城せとな(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2009/01/09
JAN 9784091322609

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商品レビュー

4.1

161件のお客様レビュー

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2023/02/09

小動爽太は、高校時代から憧れていたサエコ(高橋紗絵子)と付き合っていた。バレンタインデーの前日、爽太は精魂込めて作ったボンボン・ショコラをプレゼントするが、サエコは別の男性と付き合っていると、受取りを拒否する。そもそも、付き合っていると思っていたのは爽太だけだった。爽太の考えでは...

小動爽太は、高校時代から憧れていたサエコ(高橋紗絵子)と付き合っていた。バレンタインデーの前日、爽太は精魂込めて作ったボンボン・ショコラをプレゼントするが、サエコは別の男性と付き合っていると、受取りを拒否する。そもそも、付き合っていると思っていたのは爽太だけだった。爽太の考えでは、「付き合って」と言ったら「うんいいよ」とサエコが言いクリスマスイブの日キスもしたので、当然付き合っていると思った。一方、サエコによると爽太に告白されたとき「いいかな」と思ったけど、その後、元彼とヨリが戻ったとのこと。「二股では?」との爽太の疑問には、「(爽太とは)エッチはしていない」ので爽太とは付き合ってはいないし二股にもならないとのこと。 傷心の爽太は製菓学校を卒業後フランスに渡り、有名パティスリーのラトゥリエ・ド・ボネールで、菓子作りの研鑽に励む。5年後、爽太はボネールの日本出店を機に帰国し、マスコミからボネール日本店を支える若きショコラティエと紹介される。 爽太はただサエコを振り向かせたい一心で修業に励んできた。爽太は帰国後サエコとの再会を果たすが、サエコは結婚が決まっていた。間もなく爽太は独立し、ショコラ専門店「ショコラヴィ」を開店させる。 そんなある日、爽太は、サエコがチョコレート専門店「RICDOR(リクドー)」の豪華さ素晴らしさ・ショコラティエがカッコよかったと熱く語るのを目の当たりにし、少なからぬ嫉妬心を感じる。自分自身も視察したくなった爽太は、「RICDOR」を訪れオーナーショコラティエの六道誠之助と出会い意気投合する。 後日、爽太は、六道の誕生パーティーに招待され、そこでモデルの加藤えれなを紹介される。えれなとは、互いの片思いについて語り意気投合し、えれなの家で一夜を共にする。えれなと片想いしている者同士心を通わせた爽太は、えれなとちゃんと向き合うために、バレンタインデーにサエコにチョコレートをプレゼントしてちゃんと告白してフラレようと決意する。爽太からの告白にサエコが返事しないまま迎えたそんなホワイトデー当日、サエコが夫の暴力から逃げ、ショコラビに転がり込んでくる。えれなとの約束「サエコの返事を聞いたらちゃんと報告しに行く」を振り切って、家出したサエコと身体を重ねてしまった爽太。爽太に放置されたえれな。二股かけている男との不毛な恋を終わらせ、オリビエと付き合い始めたまつり。爽太への片想いを拗らせる薫子。彼らの恋の行方は? 嵐の松本潤主演でドラマ化された水城せとなの代表作。 わざと冷たく距離を取ったりメールに返事しなかったり相手からアプローチしてくれるように振る舞ったり、相手に心を許してもらえるように相手の好みを研究したり、片想いの相手の前で他の女の子とイチャイチャして相手に嫉妬させたり、自己完結した妄想して勝手に舞い上がったり、それでも相手の思わせ振りな言動に振り回される綺麗事じゃない恋というものを、サエコを振り向かせるために悪い男になろうとする爽太、彼女がいるのにその気にさせることを言ってキープとしてつなぎ止めるチャラい奴との不毛な恋を振り切れないまつり、爽太への片想いを拗らせながらプライドの高さからなかなかアプローチ出来ない薫子の恋愛模様を通して描いた大人の恋愛と多種多彩なショコラにキュンキュンさせられる傑作恋愛漫画。 サエコとの恋を卒業して相手に自分のみっともないところをさらけ出してえれなと爽太が結ばれる展開は、自分の全てをちゃんとさらけ出して受け入れてくれる相手が運命の相手だなと思えるし、サエコがまつりや薫子に伝授するモテる女の恋愛奥義「女は男に古臭い手を使われると冷めるけど、男は女に古臭い手を使われるのが一番効く」「意識的にも無意識的にも人の気を引く努力をしている人がモテる」「恋に失敗するのは信じる相手を間違えたから」「自分が大丈夫と信じた相手なら相手に任せることも大事」「逃げたり戦ったり歩み寄ったり義務は果たして権利を勝ち取る」など赤裸々な女性の本音は男女問わず共感出来るし、何度も繰り返し読みたい傑作恋愛漫画です。

Posted by ブクログ

2022/12/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

爽太の恋愛観は理解できんし、 サエコさんは勝手でヒドイ女だし、 オリヴィエはイケメンなのにヲタクだし… これから面白くなるんかな、この話w

Posted by ブクログ

2022/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

失恋をきっかけに、失恋相手の好きなチョコレートを作るショコラティエになろうと志すところも かなり突拍子もなく、フランスへ単身渡航し なんのつてもなく仕事を探すなど 漫画的ではあるのだが、恋愛の心理描写がリアリティがあり どろどろしていて大人の恋愛漫画という感じ。 実際にいたら、とんでもないストーカーである小動爽太も 絶世の美女というわけでもなく面食いで 二股をかけている自覚すらなく爽太を傷つけるような 悪女であるサエコも キャラクターとして興味深く時に魅力的に見えてしまうところが面白い。

Posted by ブクログ

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