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地球の目線 環境文明の日本ビジョン PHP新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2008/12/29 |
JAN | 9784569700861 |
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
「何のために勉強するのか。世界の解像度を上げるため。これほど窓が開かれた時代はない」 「ウィキペディア的な知識やデータや流通サービスなら誰もが同等にアクセスできるのだから、価値を担保するのは当然個人の固有の個性や経験資源に基づく価値創造の能力しかない」
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著者の竹村真一氏は、文化人類学・情報環境論を専門とする京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program(地球時代にふさわしい新たなメディア・プラットフォームづくりを目指す実験プロジェクト)を主宰し、世界初のマルチメディア地球儀「触れる地球」で2005年グッドデザ...
著者の竹村真一氏は、文化人類学・情報環境論を専門とする京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program(地球時代にふさわしい新たなメディア・プラットフォームづくりを目指す実験プロジェクト)を主宰し、世界初のマルチメディア地球儀「触れる地球」で2005年グッドデザイン金賞受賞などの実績がある。 本書は、地球環境の問題について「地球の目線」で捉え、それに対して著者自らが行ってきたプロジェクトなどの取り組みを交えて、様々な解決の糸口を提言したものである。 著者は本書のテーマを、「地球と人類のポジティブな「共進化」の可能性」と述べているが、それは、自然を改造・支配することに人間の尊厳を見出してきた西欧近代的な「人間中心主義」でも、逆に人間を“地球のがん”とみて卑屈に人間を排除する「自然保護主義」のエコロジー思想でもない、地球文明の第三のコンセプトであるという。 そして、私が最も印象に残ったのは、「「地球環境はかつても、これからもずっとこのような風景であり続ける」という思い込みをまずリセットする必要がある」、「「災い」と「恵み」の両面を秘めたダイナミックな地球のイメージ。地球の変動のダイナミズムが災いとしてのみ一面的に捉えられがちなのは、私たちの文明の「未熟さ」を表しているのであって、もっと柔らかく変動に適応・共生しうる文明がデザインできれば、それは本来大きな恵みでありうるはずだ。・・・これは「持続可能性(sustainability)」という消極的な概念にかわる、もっとポジティブな地球文明の指標を提示することにもつながる。“何とか現状のままでいつまでも・・・”といったニュアンスのこの言葉は、どうも地球と人類に似つかわしくない」というセンテンスである。 更に著者は、概念的な提言に留まらず、「気候変動にrobustな社会」、「自立・分散化(「地産地消」、「地域自給」)の推進」、「水没を前提にした都市デザイン」などについて具体的なアイデアも提唱している。 学術的なアプローチとはやや異なるが、それ故に「地球環境問題」が大括りで捉えられ、かつ、我々人類の目指すべき方向性を考えるヒントを与えてくれる一冊である。 (2009年1月了)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東日本震災前に書かれとるもんで、東京オリンピックも2016年に開催を目指しとるって記載がある。 その割りに、今の日本はどこまで進んどるのかと思うと、ちょっとコワい。たしかにサスティナブルな世の中を目指そうという動きは強くなっとるし、自然のエネルギーに対する需要とか対応とかも進んできてはおるけど、国としての取り組みはまだまだ進んどらんのかなぁ。 もっと強く、そして更に今にあった状況で、改めて訴えてほしい本。
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