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ビッグコミック創刊物語 ナマズの意地
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | プレジデント社 |
発売年月日 | 2008/12/16 |
JAN | 9784833418980 |
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ビッグコミック創刊物語
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
昨年から続くディスカバー1968の旅で、本書に行きあたりました。四方田犬彦編「1968(1)文化」では、1964年創刊の「ガロ」、1966年創刊の「COM」からの1968年「ビッグコミック」というコンテンツ文脈で語られていましたが、本書では、1966年芳文社「コミックmagazi...
昨年から続くディスカバー1968の旅で、本書に行きあたりました。四方田犬彦編「1968(1)文化」では、1964年創刊の「ガロ」、1966年創刊の「COM」からの1968年「ビッグコミック」というコンテンツ文脈で語られていましたが、本書では、1966年芳文社「コミックmagazine」、1967年双葉社「週刊漫画アクション」、少年画報社「ヤングコミック」、「ビッグコミック」と同じ年、1968年の河出書房新社(!)「カラーコミックス」、芳文社「漫画コミック」、秋田書店「プレイコミック」という少年マンガ卒業生へ向けての青年コミックというビジネスジャンルの興隆という観点で描かれています。それは、フォーカスしている初代編集長、小西涌之助が、成功した後も「コミック界のドン」と呼ばれることをよしとせず、直木賞に代表される活字文化の漫画化を目指し、漫画編集者にコンプレックスを持っていた人だから、と言えると思います。決してマンガオタクではなく、もっとメジャーなステージを欲していた故のダイナミズムがビッグコミック成功の秘訣なのでしょう。小西氏のビフォワー・ビッグは「ボーイズライフ」であり、アフタービックは「FMレコパル」「TelePAL」「BE-PAL」「DIME」「サライ」などのターゲットマガジンの数々でした。好きなことをテーマにする、だけでは生まれないジャンルの生成に携わった幸せな出版人の記録です。1996年に発行点数のピークを迎え、徐々に衰退している雑誌のこれからを彼はどう見るでしょうか?
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ちょっと前の「本の雑誌」の巻頭で紹介されていて面白そうだったので読んでみました。 雑誌としてのビッグコミックとその兄弟誌を自分で買ったことはありませんが、次にどこかで雑誌を手に取った時にこの本にあった想いなんかを思い出しながら読んでみようかな、という心持ちにはなりました。
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書き手の語彙が少ないのか同じような表現があっちこっちに出てきて読み進んでいるはずなのに行きつ戻りつしているような気分になった。 創刊物語なので語っている内容は面白いんだけど、なんだかなぁという気持ち。Wikiを読んでるような感じでした。
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