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軍艦島全景

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 三才ブックス |
発売年月日 | 2008/12/12 |
JAN | 9784861991813 |
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軍艦島全景
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商品レビュー
4.7
24件のお客様レビュー
丸ごと1冊軍艦島の写真。大正時代、昭和時代(戦前、戦後、高度成長期)と分け住宅棟を紹介。最初はグラバーハウス。下請け業者の飯場としてロの字型の1916年(大正5)に4階建て、のちに7階建てに増築。建物は日給社員、鉱員社宅、独身寮、女子独身寮、職員社宅、公務員社宅、などと職制によっ...
丸ごと1冊軍艦島の写真。大正時代、昭和時代(戦前、戦後、高度成長期)と分け住宅棟を紹介。最初はグラバーハウス。下請け業者の飯場としてロの字型の1916年(大正5)に4階建て、のちに7階建てに増築。建物は日給社員、鉱員社宅、独身寮、女子独身寮、職員社宅、公務員社宅、などと職制によって分かれていたのが分かった。島の高い所は偉い人用の住宅。 軍関島名所散策では、船着き場、汚水浄化槽、などを写す。鉱業所アーカイブズでは竪坑、選炭施設、貯炭場、換気施設など。またアンダーグラウンドとして、住宅棟の地下の浴場、生協購買部の写真。・・驚くべき居住空間としての軍艦島。汚水は明治大正までは汲み取り式で、毎日対岸の野母半島から農家が船で汲み取りに来ていたとある。江戸でも練馬あたりの農家が肥を買いに来ていたなどということをちょっと思い浮かべてしまった。 ・・しかし写真はほとんど現在の朽ち果てたもの。わずかに当時の生活している写真もあるが、まあ、なんという島だったんだろう・・ 生産、生活、の記憶の残滓。 表紙は中ノ島からの眺望。左側が端島小中学校、でいいのかな。1893(明治26)三菱社の私立小学校として発足。現在の建物は昭和33年建設でちょうど島内の人口が5000人を超えた年。隣は65号棟・鉱員社宅「報国寮」、島内最大の建物。1945に建設が始まる。 2008.12.12第1刷 2009.6.12第3刷 図書館
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『博士ちゃん』という番組で取り上げられた軍艦島の特集を偶然視聴し、圧巻のあまり終始口を開けて見入ってしまい、さらに芦田愛菜ちゃんの秀逸すぎるコメント力にも圧倒され、気づいたらこの本に辿り着いていた。 ここまで深く、貴重な画や情報を見聞きしたことが無く、圧倒されると同時に、 いま...
『博士ちゃん』という番組で取り上げられた軍艦島の特集を偶然視聴し、圧巻のあまり終始口を開けて見入ってしまい、さらに芦田愛菜ちゃんの秀逸すぎるコメント力にも圧倒され、気づいたらこの本に辿り着いていた。 ここまで深く、貴重な画や情報を見聞きしたことが無く、圧倒されると同時に、 いまもなお崩れ続ける世界遺産をこれまでにないほど近くに感じ、見られなくなる前に、とにかく自分の目で観に行かなくては、という気持ちに。 ここに映し出されたビジュアルは、全く同じものはもう見られない。 (現在老朽化により、入島できるエリアはわずか2%らしい) そこに生活し命を燃やした人たちの息づかいが今も残っていて、それもまた虚無感やら少し恐ろしさも感じる。 人の手を使って維持をし続けるのもロマンだし、 このまま朽ち果てていく様子を見守るというのもロマンだと思う。
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軍艦島の世界を隅々まで写している写真集。廃墟にはもう人は住んでないけど、目に見えない何かが居る。そう感じさせてくれる一冊。
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