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若者はみな悲しい 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2008/12/20 |
| JAN | 9784334751722 |
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若者はみな悲しい
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商品レビュー
3.5
20件のお客様レビュー
フィッツジェラルドの短篇集をはじめて読む。「調停人」のラスト、ムーン医師の台詞「私は、5年の歳月」にしてやられた。
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「若者はみな悲しい」って何なのかと思ってたら、第3短編集のタイトルだった。なるほど。短編たちを見ていくと、やっぱり色んなところに引用されている「金持ちの青年」と「冬の夢」が抜きに出ているように感じ、残りの短編は「えっ、こんな話?」って思ってしまうようなものもなきにしもあらずだった...
「若者はみな悲しい」って何なのかと思ってたら、第3短編集のタイトルだった。なるほど。短編たちを見ていくと、やっぱり色んなところに引用されている「金持ちの青年」と「冬の夢」が抜きに出ているように感じ、残りの短編は「えっ、こんな話?」って思ってしまうようなものもなきにしもあらずだった。噂には聞いていたが、ややムラがある作家な感じがする。「冬の夢」のラストはいつ読んでも非常に美しく、胸に突き刺さる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読。以前に読んだのは15年ほど前。 当時、関西の家を引き払い、金沢に引っ越す直前に読んでいた。 詳しいことは忘れたが、冬の夢を気に入ったのを覚えている。 関西に戻って長く時間が経ったいま、再読し、当時のことを思い出した。 青春の甘さと痛みというかんじ。 小川さんはラヒリの翻訳で出会い、気持ちのいい、キリッとした日本語がカッコよくて大好きだった。 今回、ふとまた再読し、改めていい一冊だなあと思った。 あとがきにあるように、フィッツジェラルドは視覚処理の上手い作家なのだろう。 登場するヒロインや若奥さんがわりとどれも似ている。 (野心的な若いアメリカ男も似ている。整髪料の匂いまでする気がする。) 作者はツンツンしてる若い美女がそんなに好きなんか、ほーん、となる。 フィッツジェラルドには特に思い入れがないのですが、たぶん、グレートギャッツビーより私にはこの本が合っていたと思う。 (小川さん訳のグレートギャッツビーは読んでいないけれど) 簡単に以下にメモ。 お坊ちゃん…なかなかシビアな主人公。母親への視線に本音。すっぱい話。 冬の夢…うまい。好き。お坊ちゃんの主人公とちょっと似ている。 子どもパーティ…わちゃわちゃ。目に浮かぶ。 赦免…こういう視点、面白い。好き。 ラッグズ・マーティン以下略…タイトルに驚く。ストーリーはコメディ映画のよう。主人公について、天涯孤独の大金持ち美少女(美女)だが、超一流の金持ちでもない、というフレーズに笑ってしまう。 調停人…これはホラーではないんですか? 温血と冷血…座りのいい話でホッとした。 「常識」…つら。 グレッチェンのひと眠り…どんでん返しで楽しい。 冬の夢の好きな部分を以下に引用する。 p98 冬の夢の初期段階で金持ち階級へのこだわりがあったとしても、この若者が上ばかり見ている俗物だったのではない。きらきら輝く人やものとお近づきになりたいのではなかった。きらきら輝くものが欲しかっただけだ。 舞台は1920年代、今から100年前ということでそこにも単純に驚かされる。
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