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街道をゆく 新装版(17) 島原・天草の諸道 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2008/12/30 |
| JAN | 9784022644633 |
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街道をゆく 新装版(17)
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街道をゆく 新装版(17)
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
▼つまりは司馬遼太郎さん版の「島原の乱」。面白かったです。 ▼1980年だそうで、書かれたのはもう40年以上前。なんですがさらに昔のことに思いを馳せる旅であり本なので、古びないですね。 ▼島原、は長崎県の南部。天草の諸島、は熊本県の西部。島原の乱は両地域で発生したもの。なぜ起...
▼つまりは司馬遼太郎さん版の「島原の乱」。面白かったです。 ▼1980年だそうで、書かれたのはもう40年以上前。なんですがさらに昔のことに思いを馳せる旅であり本なので、古びないですね。 ▼島原、は長崎県の南部。天草の諸島、は熊本県の西部。島原の乱は両地域で発生したもの。なぜ起こったのかというと、切支丹の暴発というより、「江戸幕府経済体制が安定してくるなかで、貨幣経済の成長と、支配者層が米本位経済で動いている歪みが、厳しすぎる税制を長く続けた地域で噴出した」ということですね。 ▼背景には、徳川体制になって、鎖国へと向かう影響が感じられます。要は宗教がどうこうというよりも、当時のスペイン・ポルトガルに代表される中世的で凶暴な簒奪植民地支配の危険性を感じていたから、ということですね。 ▼それにしても、2025年現在の世界も無関係ではありませんが、ひとたび「正義」をめぐる暴力闘争になったときに、どれだけ権力側が残忍になれるのかというのが、通底音のように広がります。ため息にあふれるような一冊でした。
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先日読破した「峠」に続き司馬作品を読みたくなったので、久しぶりに「街道をゆく」を手に取る。旅気分を味わうため「島原半島、天草の諸道」を読了。 島原城は今年で築城400年でイベントが企画されている。ホームページを見ると、島原城の築城者で島原の街を整備したとして松倉重政を好意的に紹介...
先日読破した「峠」に続き司馬作品を読みたくなったので、久しぶりに「街道をゆく」を手に取る。旅気分を味わうため「島原半島、天草の諸道」を読了。 島原城は今年で築城400年でイベントが企画されている。ホームページを見ると、島原城の築城者で島原の街を整備したとして松倉重政を好意的に紹介している印象だが、本書を読むといかに苛烈な支配者だったか分かる。冒頭で、「日本史のなかで、松倉重政という人物ほど忌(い)むべき存在はすくない。」と断じるほど手厳しい評価。
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天草島原の乱は切支丹による乱というよりも困窮した農民の一揆だったそうだが、島原の農民たちから搾りに搾ったという松倉氏には実に腹が立った。 本書の前半で島原、後半で天草が主に扱われており、暗くて内向きな島原と、明るくて外向きな天草という対比が面白い。 ある女戦士の最期に関係のある梅...
天草島原の乱は切支丹による乱というよりも困窮した農民の一揆だったそうだが、島原の農民たちから搾りに搾ったという松倉氏には実に腹が立った。 本書の前半で島原、後半で天草が主に扱われており、暗くて内向きな島原と、明るくて外向きな天草という対比が面白い。 ある女戦士の最期に関係のある梅の樹について、そんな逸話は「メンコの絵柄めいている」と一蹴した筆者に対し、須田画伯はその梅に非常な執着を見せる。その対照も良かった。
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