1,800円以上の注文で送料無料
東京裁判における通訳
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1216-01-13

東京裁判における通訳

武田珂代子【著】

追加する に追加する

東京裁判における通訳

定価 ¥4,180

2,695 定価より1,485円(35%)おトク

獲得ポイント24P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2008/12/02
JAN 9784622074229

東京裁判における通訳

¥2,695

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2009/08/31

(mixi日記より転載、09年8月30日リーラボ紹介書籍) すごく面白かった。 去年の冬だったかな?東京裁判(極東軍事裁判)の閉廷60周年にあたるから、関連書籍がたくさん出版されたけど、これもその一つ。 通訳に焦点を当てるなんて、さすがはみすず書房、テーマがいいよね。 東京裁判...

(mixi日記より転載、09年8月30日リーラボ紹介書籍) すごく面白かった。 去年の冬だったかな?東京裁判(極東軍事裁判)の閉廷60周年にあたるから、関連書籍がたくさん出版されたけど、これもその一つ。 通訳に焦点を当てるなんて、さすがはみすず書房、テーマがいいよね。 東京裁判の通訳のキーワードは、3重構想!不信感いっぱいの、チェック、チェック、またチェック! 戦勝国のアメリカが敗戦国の日本を裁く裁判だから、主に英日、日英の通訳者、翻訳者が必要なのね。 でもさ、日本人で英語の出来る人はいても、アメリカ人で日本語の出来る人なんていないのよ。(今でもどっちが多いって言ったら、そりゃ前者でしょ?) そりゃ戦時中、米軍が日本語学校作ったりしたけど、そんな一時勉強しただけで裁判で日本語話せる人材なんかできゃしないじゃん? だからさ、通訳や翻訳は皆日本人がやることになっちゃったのよ。外務省のエリートとか、留学経験のある学者とかね。 でもさ、アメリカにとっては面白くないじゃん?わけ分かんない言語の通訳と翻訳を、敵国の、敗戦国の人にやらせるなんてさ、もしかしたら相手の都合の良いようにやられちゃうかもしれないじゃん。 そこでさ、監視役を付けるのよ。モニターと言語裁定官っていう。 モニターは、通訳の訳し漏れをチェックする立場なんだけど、これは日系人が務めたの。日本人よりはアメリカの息がかかってるからね。 でもね、日系人は日系人でも、帰米二世という特殊な人達なんだ。 帰米二世というのは、アメリカで生まれた後、日本の教育を受けさせたいという親の方針などで日本へ渡って、その後アメリカへ帰ってきた人のことを言うのね。 普通の二世はアメリカナイズされちゃって、日本語が全然出来ないけど、この帰米の人達なら比較的日本語が出来るから、モニターを務めることが出来るってわけ。 でも、その立場は複雑だよね。自分の親や友人は国(アメリカ)によって強制収容所に入れられてるのに、その当の国のために、自分を差別して米軍の正規兵にしてくれない国のために奉仕しなくちゃいけないんだから。しかも、裁くのは自分が育った国(日本)だし。 アメリカとしては、日本語が出来るからなくなく使うだけで、アメリカ生まれ、アメリカ育ちの日系人よりもさらに信用が置けないから、モニターを監視したいのよ。 そこで、モニターの上に置いたのが、言語裁定官。 言語裁定官は、白人の米軍の士官。 日本語出来ないくせに、一番偉い位置につきやがるw だって、「この裁判は俺たちGHQが取り仕切ってんだぜ」ってアピールしたいから。 でも通訳は全部アメリカ(白)人以外が握るという、たんたる矛盾! ああ、通訳はツライよ!

Posted by ブクログ