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人生に希望をくれる12の物語
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人生に希望をくれる12の物語

鴻上尚史【著】

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人生に希望をくれる12の物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/11/22
JAN 9784062151511

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商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2024/02/09

いい本でした。鴻上さんの文章は読みやすく、好きです。『アルジャーノンに花束を』『百年の孤独』を読んでみたくなった。 『人間失格』の太宰の「反社会性」になるほど。働きながら、太宰を読むのは困難だ。 『泣いた赤おに』のなかの文章。 僕たちは、分からないのに感動することができる。人生の...

いい本でした。鴻上さんの文章は読みやすく、好きです。『アルジャーノンに花束を』『百年の孤独』を読んでみたくなった。 『人間失格』の太宰の「反社会性」になるほど。働きながら、太宰を読むのは困難だ。 『泣いた赤おに』のなかの文章。 僕たちは、分からないのに感動することができる。人生の意味が分からないのに、生きていくエネルギーが生まれるという〝不思議〟と対応する。

Posted by ブクログ

2023/06/10

「泣いた赤おに」の自己犠牲が自己陶酔に思えて苦手だ。だが子どもの頃初めて読んだ時は、悲しくてやりきれないものの、確かにじんわり感動したことを思い出した。 鴻上さんの言う「納得しないけど感動する」を採り入れると、好みではない物語も否定せずに済む。

Posted by ブクログ

2012/05/24

 この本を読んで、ガブリエルガルシアマルケスの百年の孤独を完全に読み間違えていたことがわかった。それだけで読んでよかった。  本を紹介している本を読むということはとてもヘンテコだけれど、その文の中に著者の考えや生き方が垣間見えて、「どんな本?」ではなく「なんでその本?」がわかるか...

 この本を読んで、ガブリエルガルシアマルケスの百年の孤独を完全に読み間違えていたことがわかった。それだけで読んでよかった。  本を紹介している本を読むということはとてもヘンテコだけれど、その文の中に著者の考えや生き方が垣間見えて、「どんな本?」ではなく「なんでその本?」がわかるから面白い。  本を読む、特に小説とか物語を読むことが娯楽という位置づけになり、ビジネス本が勉強という位置づけになり、なんとなく物語の肩身が狭くなりがちだけど、物語は人を豊かにする。  昔、人を一番深く理解しているのは心理学者ではなく小説家だなんてことを言っていたけれど、おそらくソレはただしい。  とある詩人が、小説を読んだ量で政治家を選べと言っていたけれど、おそらくそれも正しい。  時間を生産的に使いたいのならば、やっぱ物語でしょう。 

Posted by ブクログ