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三十日個人教授 叔母といとこのお姉さんたち フランス書院文庫
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三十日個人教授 叔母といとこのお姉さんたち フランス書院文庫

巽飛呂彦【著】

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三十日個人教授 叔母といとこのお姉さんたち フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2008/12/10
JAN 9784829616086

三十日個人教授

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商品レビュー

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2009/01/08

完全無欠の誘惑系王道傑作

愛情と官能が見事に結実した傑作と断言したい。設定・背景・登場人物などは全く異なるが、同作者の『彼女の母・彼女の妹-僕の危ない関係』と同じ進行を辿っているので続編と言って良いと思う。しかし、本作の方が格段にパワーUPしている。ヒロインが1人多いだけでなく、各ヒロインの設定というか性...

愛情と官能が見事に結実した傑作と断言したい。設定・背景・登場人物などは全く異なるが、同作者の『彼女の母・彼女の妹-僕の危ない関係』と同じ進行を辿っているので続編と言って良いと思う。しかし、本作の方が格段にパワーUPしている。ヒロインが1人多いだけでなく、各ヒロインの設定というか性格が実に多彩で魅力的。特にお淑やかで控えめ、です・ます調で話す真面目な叔母と、体育会系で男勝りなしゃべり方の次女がイイ。この2人が乱れた途端に可愛らしくなるギャップが堪らない。さらに、この活発な次女がストーリー部分で実に良いコメディエンヌとして全体を明るく楽しくさせており、お色気担当の長女、美人の家族に押されて消極的な三女も絡んでミラクルな展開になっていく。初日から一緒にお風呂に入ったり夜這いされたりで主人公もびっくりなのだが、こうした想いとは別に娘達が抱える心の傷、同様に主人公にも悲しい秘密があったりしてドラマ要素も充実、きちんと読ませてくれる。これらが完全に解決して新しい希望の未来が見えてくるまででは無いが、主人公との新しい生活がそのヒントになるのかも、という解釈のできる結末になっている。読後感は最高、というか、まだ続きが読みたいと思わせるものである。さらに、官能部分は愛らしくもいやらしいシーンが、これまた充実している。シチュエーションも多彩で申し分無し。叔母が清楚なためか巽作品独特の奇声も少ない。夏祭りで順番に絡んでから、その後のみんな一緒までの盛り上がりも相当に扇情的である。

DSK

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