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七つの死者の囁き 新潮文庫
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七つの死者の囁き 新潮文庫

有栖川有栖, 道尾秀介, 石田衣良, 鈴木光司, 吉来駿作, 小路幸也, 恒川光太郎【著】

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七つの死者の囁き 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/11/27
JAN 9784101204352

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七つの死者の囁き

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商品レビュー

3.4

60件のお客様レビュー

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2024/12/04

「死」をテーマにしたアンソロジー。錚々たる顔ぶれの作家陣で面白かった。有栖川さんの作品は「幽霊刑事」のスピンオフ的作品で嬉しかったな。道尾さんの作品が一番印象深かった。最後の一文が切なかったな。

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2024/05/27

友人に薦められたので読了。 個人的にはあまり刺さる話がなかったけど読むのをやめてしまおうと思うほど面白くないわけでもなかった。 それぞれの物語では「死んだ誰か」が登場するという統一テーマがあったがあまり「その手があったか!」と驚かされるようなこともなく読み始めたあたりで「おおよそ...

友人に薦められたので読了。 個人的にはあまり刺さる話がなかったけど読むのをやめてしまおうと思うほど面白くないわけでもなかった。 それぞれの物語では「死んだ誰か」が登場するという統一テーマがあったがあまり「その手があったか!」と驚かされるようなこともなく読み始めたあたりで「おおよそこういうオチだろうな」と想定出来る内容だった。

Posted by ブクログ

2024/04/02

七人の作家による、死者をテーマにしたアンソロジー。 「幻の娘」有栖川有栖  殺人の容疑をかけられた男のアリバイを証明するのは、10年前に亡くなった少女だった。  容疑者を冤罪から救えるのは、同じく霊が視える刑事だけ。ホラー度はほぼなし。 「流れ星のつくり方」道尾秀介  霊現象...

七人の作家による、死者をテーマにしたアンソロジー。 「幻の娘」有栖川有栖  殺人の容疑をかけられた男のアリバイを証明するのは、10年前に亡くなった少女だった。  容疑者を冤罪から救えるのは、同じく霊が視える刑事だけ。ホラー度はほぼなし。 「流れ星のつくり方」道尾秀介  霊現象探究所・助手の『凛』は、旅先でラジオを聴いている少年と出会う。彼は殺人現場から犯人がどうやって消えたのかを当てるようにと話し始める。  顔を振って流れ星を作るように頼んだ訳、ラジオを聴いていた訳、そして犯人が消えた訳…すべてが繋がるラストが切ない。 「話し石」石田衣良  声を録音できる話し石を1001個集めると願いが叶うという。集めた男の前に現れたのは、40年前に自殺した友人だった。  星新一氏に捧げ書かれた一編 「熱帯夜」鈴木光司  もし~なかったら…偶然の連続のあげく暴力事件を起こし、失明した彼女は自殺。27年後、死の淵に立つ彼の思うこととは。  望んだ未来に手が届く目前で、事態が悪い方悪い方へと転がっていく。ただただ彼女が不気味。これが一番怖かった。 「嘘をついた」吉来駿作  自殺した彼女から届いたメール。彼女の幽霊に会おうと訪れた森で出会ったのは、くたびれたおっさんだった。  幽霊がタクシーに乗るのは、乗っ取れる体を探しているから…なんか説得力がある。ホラーとミステリーがいい感じで混ざり合ってる。一番良かった。 「最後から二番目の恋」小路幸也  死の間際に現れた『バク』。思い出を差し出す代わりに、破れた恋をやり直せると。彼女が選んだのは、最後から二番目の初恋だった。  小路さんらしいなと思った。優しくて、ちょっと切ない。 「夕闇地獄」恒川光太郎  地蔵の前に捨てられていた『地蔵助』の目に映るのは、白黒の世界で人は真っ黒な影のよう。でも、命の揺らめくような炎を見ることができた。そして、人の目には見えぬ神のような存在を『雨蛇さま』と呼んでいた。  命の煌めき、人ならざるもの…よくわからない話だった。  

Posted by ブクログ

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