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HIROSHIMA 1958
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | インスクリプト |
| 発売年月日 | 2008/11/22 |
| JAN | 9784900997226 |
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HIROSHIMA 1958
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1958年、広島を舞台とした、1つの映画が撮影された。 タイトルは”Hiroshima mon amour”。日仏合作の映画で、日本での公開時には「二十四時間の情事」とされた。アラン・レネ監督、マルグリット・デュラス脚本。エマニュエル・リヴァと岡田英次が主演を務めたヌーベルバーグ...
1958年、広島を舞台とした、1つの映画が撮影された。 タイトルは”Hiroshima mon amour”。日仏合作の映画で、日本での公開時には「二十四時間の情事」とされた。アラン・レネ監督、マルグリット・デュラス脚本。エマニュエル・リヴァと岡田英次が主演を務めたヌーベルバーグである。 フランス人の女が反戦映画の撮影のために、広島を訪れる。女はそこで、日本人技師の男と出会い、恋に落ちる。しかし、2人はどちらも伴侶を持ち、この恋には未来がない。やがて来るだろう別れをほのめかしながら、物語は進む。2人はどちらも戦争で傷を負っている。男は自身は原爆には遭っていないが、家族を失っている。女は戦時中、故郷ヌベールでドイツ兵と恋仲になったが、終戦時に恋人を殺され、自身は剃髪されて辱めを受けた。 モノローグが続くセリフは文学的で美しいが、ある種難解で、なかなか解釈の難しい映画である。記憶と忘却、そのはかなさに呆然とするようでもある。女と男には名前がなく、それぞれヌベールと広島を象徴し、2つの街が受けた痛手を表しているようでもある。だが、特に日本人観客から見ると、女の悲劇は悲劇には違いないが、広島の惨劇に並べるのは、いささかバランスを欠いているようにも思える。 物語の解釈・評価にはさまざまあろうが、この映画で興味深かったのは、58年当時の広島の風景が残されていることと、別の映画『ひろしま』からの映像が挿入されていることである。 レネ監督は当初、ドキュメンタリーの形で映画を撮ろうと考えていたが、最終的には、1人のフランス人女性の物語と広島を重ね合わせる、異色の映画を作り上げた。 本書はこの映画のために来日した、主演女優リヴァが、撮影が始まる前に、広島のあちらこちらを写した写真をまとめたものである。リヴァの写真は、広く知られることもなく、本人の手によってネガが保管されてきた。たまたまそれを知った写真家・港千尋により、50年の時を経て、2008年に発刊された。 バラックも残るが、球場が建設されつつあり、夜の街にはネオンが灯り、復興が進みつつあった様子が捉えられられている。 子供たちの屈託ない笑顔や、和装の花嫁の後ろ姿も印象的である。 50年前にタイムスリップするかのような不思議に吸引力のある写真である。 写真のほかに、レネがデュラスに送った手紙や、映画についての解説や裏話も。 そういえばこの映画、奥田英次のセリフはほぼ全編フランス語なのだが、彼自身はフランス語をまったく話せず、セリフを音で覚え、発音を猛特訓したのだそうである。深い美声なので、吹き替えになるよりその方がよかったのだろう。
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映画『ヒロシマ、私の恋人』を撮影するために、被爆から13年後の広島を訪れた女優エマニュエル・リヴァ(映画では撮影のために広島を訪れ日本人男性と一日だけの関係をもつフランス人女優を演じた)が、撮影の合間に街を歩いて撮った写真の数々。これらの写真が発見された経緯は、収録されている港千...
映画『ヒロシマ、私の恋人』を撮影するために、被爆から13年後の広島を訪れた女優エマニュエル・リヴァ(映画では撮影のために広島を訪れ日本人男性と一日だけの関係をもつフランス人女優を演じた)が、撮影の合間に街を歩いて撮った写真の数々。これらの写真が発見された経緯は、収録されている港千尋さんの文章にくわしいが、ひとりのフランス人女性が、予見をもたずに心を開いて撮った、被災体験もいまだ色濃い地で生きる人たちの姿は、はっとするほどの力と美しさに満ちている。港千尋さんの解説や映画制作時のノートなど、資料も充実して、映画と時代にも深く思いをはせることのできる、すばらしい本だ。
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ほとんどの携帯電話にカメラ機能がついていることを考えても、今や写真は簡単に気軽に撮れるもの。 でもこの写真が撮られた当時はカメラそのものがまだ珍しかったんじゃないかな。なのに写っている子供たちのなんて屈託ない表情! 撮影者の優しさがにじみ出ているよう。 当時の風俗を知れるというこ...
ほとんどの携帯電話にカメラ機能がついていることを考えても、今や写真は簡単に気軽に撮れるもの。 でもこの写真が撮られた当時はカメラそのものがまだ珍しかったんじゃないかな。なのに写っている子供たちのなんて屈託ない表情! 撮影者の優しさがにじみ出ているよう。 当時の風俗を知れるということでも貴重なんだろうけれど、それ以上になにか大事なものを見せてもらったような気がする。
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