占星術殺人事件 講談社ノベルス

島田荘司(著者)

• 内容紹介: 1936年、二・二六事件が発生した日、一人の画家が密室で殺された。そこには彼の遺書があり「6人の処女から星座に従って肉体各部を切り取り、完璧な肉体を持つ新しい人体を合成する」という猟奇的な内容が。その後、行方不明だった6人の女性のバラバラ死体が発見される。はたして新しい人体は作られたのか？また犯人は誰なのか？占星術殺人と名付けられ迷宮入りした難解な事件に、約40年後、御手洗潔が挑む！奇想天外の構想、トリックの妙でミステリーファンを感嘆させた鬼才・島田荘司のデビュー作であり、人気名探偵・御手洗潔の初登場作。
• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 1985/02/05
• JAN: 9784061811683

商品レビュー

2025/10/12

1985年。読んでいるのは1997年に発行された加筆版（完全版ではないと思う）。再読。
ここに登録してないとは思わなかった('_')　読んだときは、おおおおーと驚いたもんだ。もはや古典である。オマージュ作品も多々（ぱくりとは言わない）、マンガは読んでないが小説は後で読んだ。世の中は進歩していくから、もはや昭和の戦前でないと成立しないね。
この頃の御手洗くんはエキセントリック（奇行）で、氏名にコンプレックス持っている。
★の数は古典＆初読の衝撃度。現在、初めて読む人はどのように思うのかなぁ・・・

2021/02/09

最初の冒頭の梅沢平吉の独白小説がサイコパスすぎる。まじでそこだけでも作者すごい。
トリックは…うまい…色々喋れない…ネタバレになる…

2019/06/09

すみません。いろんなところのレビューを見ても高評価だったので期待して読み始めたのですが、序章と事件解説辺りで挫折してしまいました。私の苦手なスタイルでした。ただ、事件の真相は知りたかったので、ブログでネタバレ解説されてる方のを読みました。う～ん…時代が時代だったから可能な犯罪だったのかなという印象です。