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フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか 学研新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 学習研究社 |
発売年月日 | 2008/11/28 |
JAN | 9784054039070 |
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フィンランドの教育力
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商品レビュー
3.4
28件のお客様レビュー
フィンランドと日本の教育を比べながら読んだ 一概にどちらがいいとは言えないと思った。 ただ、教育は価値のあるもの、達成すべきもので「自分のスキルをよりよいものにしたい」と誰もが考える。そのためには学ぶこと。人生とは学ぶこと。自分の人生をよりよくするために学び、思い描いた人生を手...
フィンランドと日本の教育を比べながら読んだ 一概にどちらがいいとは言えないと思った。 ただ、教育は価値のあるもの、達成すべきもので「自分のスキルをよりよいものにしたい」と誰もが考える。そのためには学ぶこと。人生とは学ぶこと。自分の人生をよりよくするために学び、思い描いた人生を手に入れるために、学ぶことから始める。 この言葉にすごく共感した。 子どもたちにも伝えたいなぁ〜。
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未就学児の親の目線で読みました。 日本では教師になりたい人が減少傾向にあり教師の質が下がっているそうなので、それを引き上げるには何が必要なのかヒントを探しましたが決定的なものは見つかりませんでした。 フィンランドの教師は時間割や教材などたくさんの裁量があり、高学歴でなければなれな...
未就学児の親の目線で読みました。 日本では教師になりたい人が減少傾向にあり教師の質が下がっているそうなので、それを引き上げるには何が必要なのかヒントを探しましたが決定的なものは見つかりませんでした。 フィンランドの教師は時間割や教材などたくさんの裁量があり、高学歴でなければなれない職種になったため憧れられる職業であり、良い人材が集まっているように書かれていました。 しかし、裁量が大きくなるほど仕事量も増えているようです。 日本での教師志望者が減る理由は、業務時間の長さとモンスターペアレント対応など仕事の多様化が原因かと考えますが、その点についてはフィンランドでも状況はあまり変わらないように思いました。 スムーズスタート制度というものはとても面白そうでした。 小学校一年生は1クラスを8-12時グループと10-14時グループの2グループにわけて授業をおこなうというものでした。 学力でグループ分けをしますが、親へはきちんと説明すれば苦情はこないとのこと。 小学一年生は学力の差が激しく、ABCを書けない子もいれば、ハリーポッターを読める子もいるため一緒の環境で勉強させることは難しいと聞き納得しました。 フィンランドの学習面での平等とは学力差を埋めるよう各々に合った学習方法を割り当てることのようです。そのため、落ちこぼれが少なく全体的な学力が高いようです。 日本では同じ内容の学習方法を割り当てることを平等と捉えてるように感じます。 また、フィンランドでは勉強が得意な子が苦手な子を教えるよう先生がお願いすることもあるようです。 教える行為自体が教える側の子の記憶定着になるだろうし、子ども自体も先生の手助けができることに喜びを感じ、先生としてもマンパワーが足りないので一石三鳥のいいアイデアだと思いました。
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フィンランドの教育と日本の教育。 一概にどちらがいいとはいえない。 例えば、日本の子供たちが自分で掃除をして給食の準備も片付けもすべてやる。学校庭園などで自分たちで植物を育てるという活動は素晴らしいし、子供に確実にポジティブな影響を与える。欧米の国では、お掃除や給食をサーブするス...
フィンランドの教育と日本の教育。 一概にどちらがいいとはいえない。 例えば、日本の子供たちが自分で掃除をして給食の準備も片付けもすべてやる。学校庭園などで自分たちで植物を育てるという活動は素晴らしいし、子供に確実にポジティブな影響を与える。欧米の国では、お掃除や給食をサーブするスタッフなどは、あまり感謝をされずどちらかというとバカにさえされる職業である。子供のころからそういう風に職業差別する考えを植え込んではいけないと思う。 逆にフィンランドの教育は、一人一人にあったサポートが十分に整っている点であるのではないかと思う。カウンセラーや教師が、身体や精神に障害がある子供に対する接し方を大学院で勉強することで与えられるサポートやサービス。やりたいことをさせそれを伸ばしていく。そして高い税金をとるだけでなく、それを教育の平等に当てているというのはものすごくすばらしいと思った。なぜなら、実際問題、教育の有無で将来の収入や可能性が決まるものであるからだ。私も、三姉妹の末っ子として育ち、親からは大学の費用は払えないと高校時代から口をすっぱくして言われていたからである。大人になってから教育の大切さ、勉強をもっとしたいという意欲がふつふつと湧いてきて、夫の力も借りて大学を卒業することができた。だから、子供のとき勉強をもっとしたいとなったら親の収入に限らず選択できる未来があるのはとても素敵だなと思った。
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