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世界を制した「日本的技術発想」 日本人が知らない日本の強み ブルーバックス
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世界を制した「日本的技術発想」 日本人が知らない日本の強み ブルーバックス

志村幸雄【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/11/20
JAN 9784062576222

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商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2024/03/25

世界を制した「日本的技術発想」 日本人が知らない日本の強み ブルーバックス B1622 著:志村 幸雄 紙版 太古から技術大国であったニッポンはいまも健在であることということを誇る一冊 技術とモノづくりに関する、日本人が意識していない日本人を語る こういう本なら、いくつかあ...

世界を制した「日本的技術発想」 日本人が知らない日本の強み ブルーバックス B1622 著:志村 幸雄 紙版 太古から技術大国であったニッポンはいまも健在であることということを誇る一冊 技術とモノづくりに関する、日本人が意識していない日本人を語る こういう本なら、いくつかあってもよいと感じました 読んでいて、自分が日本人であることを誇ることが出来る内容でした 気になったのは、以下です ・本丸の技術要因はしっかりしていても、それを取り巻く、非技術要因にむしろ、問題が多い ・技術とは、いうなれば、アイデアや着想を、もの、に転換する方法論である ・伝える機能を超えた使う機能:日本の携帯電話の最大の特徴は、多機能化と複合機器化である ・心機能の付加こそが差異化を図る最前の手段と考えている ・死の谷:基礎研究と、製品開発の間にある研究成果の移転を許さない壁のこと ・日本文明は、手の文明:情報化社会の到来が喧伝されるあまり、ものをつくる、技術に必ずしも正当な評価が与えられていない ・人間は本来、知恵のある人=ホモサピエンス、であると同時に、工作する人=ホモファーベルである ・ものづくりの3要素といえば、事物の定義、定理の基本である「科学」、設計の概念を提供する「技術」、実際の製作の手段・手法である「技能」である ・技能は、一般的に、生産過程で人が発揮するワザとしてとらえられている ・あくなき、精緻、精密、の追求 ・基礎研究で弱く、基礎技術に強い ・ストロング・カントリーになるためには、ストロング・マシンツール(機械をつくる機械)を持たなければならない ・工作機械の数値制御(NC)化とマシニングセンターの開発で世界最強の地域を築き上げた ・平安の世から、小さきものへのこだわり ・枕草子:うつくしきもの、「なにもなにも、小さきものは、皆うつくし」 ・「軽薄短小」半導体やコンピュータなど高技術・高付加価値型の新産業を読んだもの ・詰める、取る、削る、引き寄せる、込める、折り畳む、握る、寄せる、捕らえる、凝らせる、これを「縮み志向」という ・軽薄短小な文化、縮み文化:俳句、石庭、盆栽、茶室はどれも、「縮み文化」だ ・ボータブルラジオ、電卓、が現代の縮み文化 ・世界市場を席巻する産業用ロボット ・日本はものまね大国なのか、すべて模倣と決めつける不条理 ・模倣から独自の技術、新規の発明に至るもの、日本の伝統的な文化の中で育まれた 守・破・離 ・タカジアスターゼ、アドレナリンの高峰譲吉、「戦艦を作る金があったら、研究所をつくれ」 ・日本の強みは、民生技術に特化したことで軍事技術に匹敵するような高度化がなされた 技術のデュアルユース、軍事技術と民生技術 ・日本人の完全主義信仰、顧客第一主義という思想 ・今なお、日本人が信奉する、「完全良品主義」 設計段階から品質を作り込むことで、最高の品質水準が保たれるようあらゆる努力が払われる ・顧客第一主義に加えて、サービス・イノベーション 使いやすさ、人との親和性、便利さ、サービス性、完全性、確実性、安全性を追求 ・日本人は新しいものが好き 新しいものに期待する ・価格の引き下げに最大の努力を傾注し、だれもが、容易に入手できる価格にしてしまう ・日本人は、自然共生型の思想、対して、西洋人は、自然を客体とみなす二元論の思想 ・環境への取り組みが企業価値を決め、生き残りの条件になる 目次 第1章 日本的技術発想の突破力 第2章 「発明」と「商品化」のあいだ 第3章 ものづくりに宿る「軽薄短小」技術 第4章 からくりをロボットに変える「合わせ技」 第5章 模倣を超える「工夫力」と「考案力」 第6章 軍需に頼らない「民需王国」 第7章 一億人の「わがままな消費者」 第8章 基本機能になった「環境」「安全」 第9章 技術文化国家への道 ISBN:9784062576222 出版社:講談社 判型:新書 ページ数:254ページ 定価:900円(本体) 発行年月日:2008年11月20日 第1刷 発行年月日:2009年03月03日 第5刷

Posted by ブクログ

2012/09/09

思ったより概括的で、先の畑村先生本とはほぼ逆の趣向。ロボット、安全、環境等、従来から言われている強みに、地域化等の、これまた既存の言論を当てはめたようにも思える。どちらかというと日本の技術史に近い論考。

Posted by ブクログ

2011/11/13

 本書は、地盤沈下しつつあるように見える日本の「技術」がまだまだ世界に通用するすばらしいものだと主張している。その主張は、読んでいて心地よいし、できればそうありたいものだが、いかんせん現在の日本の科学技術、産業技術、製造技術の国際競争力はさほど高くはないというのが一般の認識ではな...

 本書は、地盤沈下しつつあるように見える日本の「技術」がまだまだ世界に通用するすばらしいものだと主張している。その主張は、読んでいて心地よいし、できればそうありたいものだが、いかんせん現在の日本の科学技術、産業技術、製造技術の国際競争力はさほど高くはないというのが一般の認識ではないだろうか。  本書ではケータイに搭載されている電子部品が日本製であることを強調しているが、収益を考えると単なる一部の部品のシェアが高くとも、あまり自慢できないようにも思える。アップルやサムソンを見ると、あのようなダイナミックな活動は日本にはできないものかとも思う。  また、「江戸期のからくり」と製造業をつなげる論点も使い古されたものだし、「軍需に頼らない民需王国」の視点も以前からあるものである。そもそも現在の世界において製造業は国家の枠を大きく超えてサプライチェーンを構成しており、国と国とが技術で争う古い構造は既にほとんど通用しない世界となっているのではないだろうか。  本書の終わりの「本書が明日の技術開発の明日への指標」となることは、おそらく無いと思う。グローバル経済体制の下では、原料も部品も組み立てなどの製造過程も既に国家の枠を乗り越えているというのが現実であると思うからである。そういう意味で、本書はあまり評価できないと思う。

Posted by ブクログ

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