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はだかのくすりゆび(1) ニチブンC
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はだかのくすりゆび(1) ニチブンC

艶々(著者)

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はだかのくすりゆび(1) ニチブンC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本文芸社
発売年月日 2008/12/19
JAN 9784537109139

はだかのくすりゆび(1)

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商品レビュー

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2009/04/01

娘の彼氏と関係する背徳を母の視点で描く

20歳の娘を持つ、もうすぐ42歳の母のモノローグで物語が進行するのが特徴的な作品である。クールで堅物な母だが、娘の見合い相手を憎からず想っていたところに主人公から誘われ関係を持つ。この母は淫らな面が全くない、本当に貞淑でウブな女性なのだが、主人公と触れ合うことで変わっていく。モノ...

20歳の娘を持つ、もうすぐ42歳の母のモノローグで物語が進行するのが特徴的な作品である。クールで堅物な母だが、娘の見合い相手を憎からず想っていたところに主人公から誘われ関係を持つ。この母は淫らな面が全くない、本当に貞淑でウブな女性なのだが、主人公と触れ合うことで変わっていく。モノローグで『壊れていく』と吐露しているように、めくるめく未知の世界に誘われていく様子がじっくり丁寧に描かれていて、これがまた実に艶めかしくていやらしい。娘に顔向けできない秘密を持ってしまったこと、これまで相応に満たされた生活だったが、それは妻として母としてであり、女としてではなかったこと、浮気する夫と自分が、そして主人公が同じことをしている背徳、それでも家庭に囚われた自分に比べて自由な夫を羨ましく思う気持ちなどが次々と独白されていく中で、主人公にどんどんのめり込む母の抗えない背徳の誘惑がドキドキのシチュエーションで官能的に演出されていく。お泊り同窓会と偽って主人公宅を訪れて一晩中交わり続ける場面では、心も体も開発され、既に堕ちている母である。ああ、いやらしい。そして、これら母と主人公の密戯がどんでん返し的な展開を見せて次巻の引きになってドラマを盛り上げる。どうやら生娘っぽい娘の今後の動向が楽しみである。できれば艶々作品で時折見られる「複数の男から狙われるヒロイン」といった展開(これは自分的にツボ過ぎて逆に地雷気味)ではなく、本巻のような限られた登場人物によるコンパクトで濃密な世界で進んで欲しいと思う。

DSK

2010/07/22

別冊漫画ゴラクに連載の単行本化。娘の見合い相手 志人(ゆきと)と初めての不貞。貞淑で凜とした美しい母のみどりは、内面にある優しさを志人に気づいてもらっていたことをきっかけに惹かれていくのだが、抱かれる度にこれまで感じたことのない女の悦びを知り変わっていく様子が丁寧に描かれており読...

別冊漫画ゴラクに連載の単行本化。娘の見合い相手 志人(ゆきと)と初めての不貞。貞淑で凜とした美しい母のみどりは、内面にある優しさを志人に気づいてもらっていたことをきっかけに惹かれていくのだが、抱かれる度にこれまで感じたことのない女の悦びを知り変わっていく様子が丁寧に描かれており読み応えあり。1巻のエンディング近くに明かされた事実から今後どういう展開になるのか目が離せません。2巻が楽しみです。(ブログに書いた感想を転載)

Posted by ブクログ

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