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宇奈月小学校フライ教室日記 先生、釣りに
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宇奈月小学校フライ教室日記 先生、釣りに

本村雅宏(著者)

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宇奈月小学校フライ教室日記 先生、釣りに

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 地方小出版流通センター
発売年月日 2008/09/01
JAN 9784939003318

宇奈月小学校フライ教室日記 先生、釣りに

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2018/11/08

小学校の先生が、子どもたちに「フライフィッシング」を教える話。 フライフィッシングなんか教えてどうするんだ、という意見もあるだろう。サッカーや野球なら「努力の大切さ」「チームワークの重要性」を学べるだろうし、パソコンなら「ネットリテラシー」「IT技術の有用さ」に触れることで、将...

小学校の先生が、子どもたちに「フライフィッシング」を教える話。 フライフィッシングなんか教えてどうするんだ、という意見もあるだろう。サッカーや野球なら「努力の大切さ」「チームワークの重要性」を学べるだろうし、パソコンなら「ネットリテラシー」「IT技術の有用さ」に触れることで、将来の就職にすら有利に働くかもしれない。 フライフィッシングなんか覚えたって何の役にも立たない。魚は釣れるようになるかもしれないが、フライフィッシャーは釣った魚をあまり食べないから、食費が浮くというわけでもない。 もちろん「自然の大切さ」「工夫をすることの重要性と楽しさ」を学べる、という言い訳はできるし、それはそれで大切なことではある。 とはいえ、自然の大切さを学ぶための教材としてフライフィッシングを選んだ、という順番ではないことは、著者も読者もわかっている。 でもぼくはこれでいいのだと思う。 特に子供たちにとっては、世界が勉強と仕事だけでできているわけではないことを知ることは大切だ。フライフィッシングを通して川やポイントに名前がつき、釣った魚ごとに物語が語られる。それは子どもたちの世界が広がるということだ。 小学生なんか勉強したって知れているんだから、世界の広さを教えることにもっと時間を使えばいいのにな、と思うことがある。

Posted by ブクログ

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