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ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/10/31 |
JAN | 9784103808510 |
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ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ
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商品レビュー
3.5
37件のお客様レビュー
9人の作家がそれぞれ、原典に沿ったものあり、大幅にアレンジしたものありで書いた短篇集。 個人的には桐野夏生さんの「柏木」で書かれた女三の宮の心中が良かった。読んで改めて、ある意味、文学だけでなく、源氏物語は日本の文化やジェンダー観にも大きく影響を与えた作品だと思った。
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源氏物語の54帖のなかから、9人の作家がそれぞれ好きなものを選び仕立て直した作品集。 豪華な作家陣にひかれて手に取ったのだが、なんとも読みごたえのあるぜいたくな一冊だった。 原作に忠実に淡々と訳しているものから、砕けた口調のもの、時代や場所の設定を変えて独自の物語にアレンジした...
源氏物語の54帖のなかから、9人の作家がそれぞれ好きなものを選び仕立て直した作品集。 豪華な作家陣にひかれて手に取ったのだが、なんとも読みごたえのあるぜいたくな一冊だった。 原作に忠実に淡々と訳しているものから、砕けた口調のもの、時代や場所の設定を変えて独自の物語にアレンジしたものまで、作者の個性ごとに読み比べができるのも楽しい。 なかでも、女性のしたたかさを仕込んだ角田光代、桐野夏生がおもしろかった。この二人は日頃から好きな作家なのだが、こういうところでもぴんと来るんだ、と妙な部分で納得も。 原典のあらすじが添えてあるのは助かったが、人間関係がややこしく、原典に精通しているわけではない私には、人物の相関図がほしかった。 あとは、ぜひ続編を読んでみたい。 源氏物語は長くて手を出せずにいたが、最近角田光代の訳が出たので、これを機会に挑戦してみようかな。
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9人の現代作家による翻訳というより翻案。男性が町田康と島田雅彦しかいないのは、今の日本の作家状況を反映しているからか。いずれにしてもそれぞれ違って面白い。 原典を読みたくなるが、原典は余りにも長すぎる。橋本治か田辺聖子訳あたりを読んでみるか。
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