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チェーン・ポイズン
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/10/31 |
JAN | 9784062151306 |
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チェーン・ポイズン
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商品レビュー
3.8
173件のお客様レビュー
最初から多分この人はこの人ではないなとある程度予想はついて読んでいたけど、はーそうくるかあ。なんにしろ話の主軸となっていた女性の人生が実りのあるものになりそうで良かった。
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これはネタバレにならないように感想を書くのが難しい! 騙された~ 叙述トリックが好物な私は、どうしても、そのトリック内容にスポットがいきがちなのであるが 今回は叙述トリックよりも、ストーリーがすごくよくて没頭した こんな体験はお初でした 自死する日をゴールに、 「いずれ死ぬん...
これはネタバレにならないように感想を書くのが難しい! 騙された~ 叙述トリックが好物な私は、どうしても、そのトリック内容にスポットがいきがちなのであるが 今回は叙述トリックよりも、ストーリーがすごくよくて没頭した こんな体験はお初でした 自死する日をゴールに、 「いずれ死ぬんだから」を念頭に置いて 一年間生き続ける を、体験できる物語です 彼女に感情移入しすぎてもうダメだった 同じ泣いたり笑ったりするにしても 「1年後に私は死ぬ」が軸としてあると それはもう全然、感覚が違うというか 叙述トリックだけを楽しみに淡々と読めなかった そういう意味では本当に素晴らしい作品です ちょっと長いから、もうちょっと短い方がよかったかも?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
内省的なパートと推理的なパートに分かれていて、とても面白かった。 内省的なパートの主人公に年齢が近いので親近感があり、感情移入して読んでいた。読んでいくうちに、ユーモアもあってとても魅力的で素敵な人じゃないかと思った。死なないでほしい。でも、死ぬんだな。 推理的なパートの主人公も、記者の仕事で他人の取材をしながらも内省的で、こちらにも感情移入できた。 でも 「三十代半ばのどこか平坦な印象を受ける女性だった。女性であることを殊更強調するような服装でもメイクでもなく、かといって、外見などどうでもいいと割り切ったほどのだらしなさもない。薄く自然な色で塗られたファンデーションと口紅。体のラインが測り難い曇った色のワンピース。小さな茶色い石のピアス。その出立ちは、三十代半ばの女性としてもっとも無難な格好を慎重に選択した結果にも見えた。」 こんな風にいちいち観察・分析されたらたまったもんじゃない。職業柄であってくれ。と思った。 ベンツと揉め出したあたりから私はもう泣いていた。 どうか生きてほしい。子供達の未来を見届けてほしい。でも、死んでしまうんだな。 叙述トリックだった。なんかムカついた(笑)こっちは泣いてたのに。結果よかったけど、叙述トリックだという前情報なく読んだから、まんまと騙された。名前が明かされた時「誰やねん」と思った。関西人じゃないのに。 「この作品あたりから作風が変わった気がする」とは聞いていたけど、そういうことか? 一年で何をし、何を考え、今後どうするかは、当たり前だけど人それぞれだな。 高野章子は、一年で真っ直ぐ死に向かい、「誰やねん」の人は一年でじっくり生に向かった。 最後、職業病で観察力に優れた記者が「甥っ子なのだろう」と普通に間違えていてめちゃくちゃ安心した。 ところで「誰やねん」の人が両親に送った遺書はどうなったんだろうね。「手紙」だから遺書じゃないのか?唐突に送られてきた感謝の手紙になっちゃったのかな。 ちなみに「二十歳の原点」を読んだ時私は既に三十代だったので、途中で面倒臭くなって「ヘイ姉ちゃん、もっと気楽に生きようぜ」と思った。
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