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スマイリーと仲間たち ハヤカワ文庫NV439
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1987/04/10 |
| JAN | 9784150404390 |

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スマイリーと仲間たち
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商品レビュー
4
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で借りた本。スマイリー三部作、或いはカーラ三部作と呼ばれる一連のシリーズの最終作。 三部作の中でも一番読みやすかったように感じた。今回はさながら探偵小説のような読み味である。ソ連からの亡命者グループのリーダーにして、英国諜報部の協力者、将軍ことウラジーミルが殺される。通常の殺人事件の捜査と違うのは、彼を殺した組織も、それを指示した人間もわかっていること。だが何故ソ連諜報部は、カーラは将軍を殺したのか? オリヴァー・レイコン、トビー・エスタヘイス、コニー・サックス、ピーター・ギラム…調査の過程で登場するお馴染みのメンバー達には、なんだかもう懐かしさを感じてしまう(私がこのシリーズを読み始めてまだ一ヶ月と少ししか経っていないのに!)そしてスマイリーの妻アンもついに登場。過去2作において何度も言及されていたし、もしかしたらもっと前の作品には登場していかもしれないが、回想シーン以外でこの三部作に本人が出てきたのは初めてのはずである。 カーラとの決着は実にこの一連のシリーズらしい幕切れだった。かつてカーラはスマイリーの妻を利用した。そのカーラが、自身の娘のために全てを失う決断をする。その最後は悲しく切ないが、人間の人間らしさを肯定するような優しさを感じた。 三部作の中では、世間的には二作目の『スクールボーイ閣下』の評価が高いようだ。だが私は本作が一番よかったと思う。三部作の積み重ねがあるからかもしれないが、とても感慨深い一冊になった。このシリーズを読めてよかった。
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感慨深い。『ティンカー、テイラー~』から始まるスマイリー三部作の完結編というだけでなく、引退したスパイがすべての遺恨を片付けるため己の足と己の頭脳を使ってケリをつけるお話となっているため、哀愁が漂う。人の心の機微を精細に描く筆致はいつもながら冴えわたっており、それが人間の強靭さと...
感慨深い。『ティンカー、テイラー~』から始まるスマイリー三部作の完結編というだけでなく、引退したスパイがすべての遺恨を片付けるため己の足と己の頭脳を使ってケリをつけるお話となっているため、哀愁が漂う。人の心の機微を精細に描く筆致はいつもながら冴えわたっており、それが人間の強靭さと脆さについてを語るテーマとも直結している。また、官僚機構と他国との政治関係が複雑に絡み合うエスピオナージ小説ではあるものの、前作、前々作に比べて話は明快で読みやすく、三部作として見たときバランスが取れているのも良い。物語の締めくくりはしめっぽくならず、明るすぎもせず、どこか寂しい。いや、寂しいと感じるのは私の心の方であって、登場人物の多くはホッと胸をなでおろしている様子だ。しかしその中で、ジョージ・スマイリーだけはどこか物憂げな表情をしている。手を染めてきた行為について、その非情さと卑劣さについて、そうしなければならないスパイと、この世界について思いめぐらすように。作者自身が、本作がスパイを賛歌するための物語ではなく、スパイを鎮魂するための物語だったことを告白するかのように。
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「うん。そうだな、そうかもしれない」 英国諜報部の生ける伝説ジョージ・スマイリーとソ連諜報部の工作指揮官カーラの冷戦下での対決を描いたスマイリー三部作の最終決戦です いやー、なんていうか情景描写過多 やり過ぎだと思うが、まぁこれがジョン・ル・カレなのだからしょうがない そし...
「うん。そうだな、そうかもしれない」 英国諜報部の生ける伝説ジョージ・スマイリーとソ連諜報部の工作指揮官カーラの冷戦下での対決を描いたスマイリー三部作の最終決戦です いやー、なんていうか情景描写過多 やり過ぎだと思うが、まぁこれがジョン・ル・カレなのだからしょうがない そして「小説のジレンマ」ね 冷戦なんてものはない方が良い それはとりあえずそうだと思う まぁ、色々問題は残っていたり、新たな問題が起きたりはしているわけだけど とりあえず核弾頭の数は減ったし、経済のグローバル化も進んだし、東欧諸国の人たちがそれなりの自由ってやつを手に入れたわけだからね 東西のスパイたちが頭脳戦を繰り広げる至極のスパイ小説みたいなんは、もうどんどん少なくなっていくんやろな〜 なんか寂しい気もちょっとする まぁ、でもすで読み切れないほどの傑作があるからいいかw こんな時代もあったのねってな感じで、今後もちびちびとスパイ小説を読んでいきますよ
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