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突破者(下) 戦後史の陰を駆け抜けた50年 新潮文庫
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突破者(下) 戦後史の陰を駆け抜けた50年 新潮文庫

宮崎学【著】

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突破者(下) 戦後史の陰を駆け抜けた50年 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/10/27
JAN 9784101361727

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商品レビュー

5

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2011/05/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

上巻に続き、文句なしの面白さ。 読んでいて、村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を思い出した。そのなかではかなりハッキリした言葉で全てが「資本主義の洗練されたシステム」に取り込まれつつあることを登場人物の言葉で語らせているが、宮崎氏の言説のなかにも、その経済最優先の社会システムがヤクザや被差別側の人々=異物をどのように変えているかがハッキリと見てとれる。 結局のところ、氏が生きてきた世界は社会の「周縁」と位置づけられる、システムにおける異物が吹きだまったところだったわけであるが、その周縁さえもシステムに取り込まれつつあり、そしてこの著作から10数年経た今、新たな周縁が生まれている。異物をいくら排除しようとしても、新たな異物が発生しそれが周縁となっていくのは必然。その新しい異物の典型とは、経済最優先の社会システムからこぼれ落ちつつある人々である。 10数年経った今読んでみると、かなりの先見の明があった著作だと思う。 もう一度読んでも良い面白さ。

Posted by ブクログ

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