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インド 厄介な経済大国
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BP出版センター |
発売年月日 | 2008/10/27 |
JAN | 9784822247119 |
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インド 厄介な経済大国
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
『J・K・ガルブレイスが、インドのことを”機能的無政府状態”と表現したことがある。この場の雰囲気はまさにその言葉にぴったりだった。事前の最悪の不安を裏切るように、結婚式は全てにおいて完璧だった。 インドで起こることが、まさに崩壊の淵にあるように見えるとき、私はいつも自分の結婚式...
『J・K・ガルブレイスが、インドのことを”機能的無政府状態”と表現したことがある。この場の雰囲気はまさにその言葉にぴったりだった。事前の最悪の不安を裏切るように、結婚式は全てにおいて完璧だった。 インドで起こることが、まさに崩壊の淵にあるように見えるとき、私はいつも自分の結婚式とガルブレイスのこの言葉を思い出す。 ときおり、ミツバチの行動について教わったことを思い出すこともある。ミツバチの群れの中に入ったときには、それぞれのハチがあらゆる方向に飛びまわって、無秩序状態に見える。しかし後ろに下がって群れ全体をながめてみれば、一つの方向に向かっていることが分かる。』 1ヶ月半一人旅をしたインド。 インドって国の事情なんか全く知らないまま、流れに身を任せるままに漂った。 「混沌」って成分をたっぷり含んだ大河を流れるような感覚。 この本を読んで少しそんな事情を理解出来た。 歴史・政治・宗教・経済・・・あらゆるインドを覗かせてくれる。 読んでから旅立てば、もっと楽しかったやろなあ。 ただ、トピックが細かすぎるしマニアックだから、つまんないところは読み進めるのがしんどい。 本の最後に、筆者が体験したインドの列車内での少年とのやりとりがある。 インドを訪れた人なら、ニヤリとうなずけるような場面だ。 読後感は予想に反して爽快。 またあの大河に漂いたくなった。
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すごい長かったけど面白かった。 一冊でインドの政治経済のことがなんとなくわかったような感じになれる本です。でも長くて内容が濃いので予備知識のあまりなかった僕には一回ではまだぼんやりな感じ。もう一度読めばもっと深く理解できる気もするけど長いからなかなかそんな気にもなれません。
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寛容・多様性の国でありながら成長するヒンドゥー至上主義、IT・サービス産業が牽引する経済の裏でいまだに残る経済的な理由からの子殺し、世界最大の民主主義国家でありながら改善の糸口が見えない汚職。政治家や実業家、マフィアやテロリストまで含めた圧倒的な取材からインドという国の様々な矛盾...
寛容・多様性の国でありながら成長するヒンドゥー至上主義、IT・サービス産業が牽引する経済の裏でいまだに残る経済的な理由からの子殺し、世界最大の民主主義国家でありながら改善の糸口が見えない汚職。政治家や実業家、マフィアやテロリストまで含めた圧倒的な取材からインドという国の様々な矛盾を照らし出しています。他のインド経済万歳本やインド入門本とは一線を画します。
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